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フィリピン・セブ島から小船に乗ってほぼ1時間。手つかずの自然に包まれた、東京ドームと同じ広さの小さな島、カオハガン島。豊かな海洋の自然のなか、島民600人ほどがその恵みに感謝し、必要以上の量を取らずに皆で分かち合う、そんな暮らしを送っています。
運命のようにカオハガン島に出会ってひとめぼれし、島を購入した日本人・崎山克彦。カオハガン島のオーナーとして移り住んでから、25年が経ちます。経済成長が最優先の資本主義社会と対比すると、カオハガン島の暮らしは物質的には豊かには見えません。しかし、島民たちは自然と共にある生き方に誇りを持ち、幸せに暮らしています。 本展では、写真家・熊切圭介が撮影した美しい写真約60点や島民の愛が溢れるカオハガン・キルト約30点を展示し、これまで崎山克彦が島民と歩んできた25年間、現在の暮らしと課題、そして未来への展望を合わせてご紹介します。 何もない、けれど豊かな「しあわせの島」カオハガン。彼らの生き方は、現代社会に行き詰まりを感じている私たちに、新たな価値観を得るヒントを与えてくれるでしょう。
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