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フィリピン・セブ島から小船に乗ってほぼ1時間。手つかずの自然に包まれた、東京ドームと同じ広さの小さな島、カオハガン島。豊かな海洋の自然のなか、島民600人ほどがその恵みに感謝し、必要以上の量を取らずに皆で分かち合う、そんな暮らしを送っています。
カオハガン島オーナーである崎山夫妻の友人として、20年以上に渡り島民の暮らしを撮影してきた講師による撮影秘話や、自然のサイクルに合わせて生きるカオハガン流の暮らしの極意を、展示写真を見ながら解説します。 熊切 圭介(くまきり けいすけ) 写真家。日本写真家協会会長。1934年東京生まれ。昭和33年、日本大学芸術学部写真学科卒業後、フリーランスとなり、週刊誌や月刊誌、グラフ誌のグラビアページを40年以上担当。とくに時代の顔である各界の人物のポートレイトを数多く撮影。また高度経済成長の裏で噴出した公害問題、土地の高騰、開発にともなう環境破壊、子どもたちをめぐる環境の変化などの社会問題を写真で訴える。同時に単行本や美術全集などの撮影で世界15カ国を取材。写真集に『繁栄と変革―60年代の光と影』『池波正太郎のリズム』『南島からの手紙―風の島カオハガン物語』『運河』などがある。日本写真家協会の「日本現代写真史展」をはじめ、多くの写真展企画に携わる。
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