政策研究大学院大学/安倍フェローシップ・セミナー「国会は自衛隊を監視できているのか:国際比較の視座より」

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2017117() 16:3018:30 終了しました
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政策研究大学院大学/安倍フェローシップ・セミナー
「国会は自衛隊を監視できているのか:国際比較の視座より」

講師:  カールトン大学ノーマン・パターソン国際関係大学院教授 スティーブン・セイドマン
討論者: 衆議院議員  北神 圭朗
司会者: 政策研究大学院大学教授  道下 徳成

世界の民主主義国家において、議会は軍隊の監視に関してどのような役割を果たしているのでしょうか。我々が軍の民主的統制を語る時、行政府と立法府の一部によるものであるとする国がある一方、行政の執行部のみによるものとする国々もあります。本セミナーでは、政軍関係における議会による監督の重要性、関連機関の役割、そして日本の事例を検討・議論します。セイドマン教授は、目下、安倍フェローシップ研究プロジェクト「国軍を監督する議員の役割」の実施最中にあり結論には尚早ですが、日本の現状は不可思議であると考えています。周辺地域の脅威が増大し、トランプ次期政権の下でのアメリカを頼りにすることは難しくなり、新しい平和安全法制(いわゆる安保法制)施行に伴って、日本の自衛隊はますます重要になっています。にもかかわらず、その自衛隊を監督し得る国会の役割は低下し、次第にカナダの例に近くなっていくのかもしれないと思われるからです。また、最後にこの研究プロジェクトの展望と課題が報告されます。

スティーブン・セイドマン:カールトン大学(カナダ)ノーマン・パターソン国際関係大学院教授。これまでに4つの著書(英文)がある。以下仮訳:『分かれる絆:民族的政治、対外政策と国際紛争』(2001年)、『親戚か国か:排外主義、ナショナリズムと戦争』(共著、2008年)、『アフガニスタンにおけるNATO』(共著、2014年)、『埃まみれの適応:カナダのアフガニスタン戦争の教訓』(2016年)。他にナショナリズム、民族紛争、内戦、政軍関係等について広く執筆する。外交問題評議会(Council on Foreign Relations)のフェローシップにより、アメリカ統合参謀本部での職務経験を持つ。本年より、安倍フェローシップにより航空自衛隊幹部学校に客員研究員として所属。これまでにバーモント大学、テキサス工科大学、マクギル大学にて教鞭を執っている。「OpenCanada.org」、「Political Violence at a Glance」、「Duck of Minerva」などのサイトと自身のブログ「saideman.blogspot.com」等に寄稿する。@smsaidemanからツイートしている。教職員への指導と市民参加で2つの教授賞を受賞。

本イベント提供者

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