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日本とインドをつなぐ布と色。日本のデザイナーがインドを旅して見つけた絶妙な色と柄がインドの布となり、この春、Found MUJIに誕生しました。
インドにとって布は、永きに渡り特別な存在でありつづけています。例えば、国旗の中央に大きく糸車が描かれていた時代があったことからも、この地の暮らしに手工業としての布は深く根ざしていることが読み取れます。そして今もなお、世界の多くの手織物が、インドの人々の手によって生み出されています。 また、その布を彩る色は、インドの豊かな自然、広大な国土、人口12億人を越える人種や民族の多様さを反映し、じつに多彩で魅力的な風景を作り出しています。街を歩けば、建築物、車や自転車、日用品、衣服、食品、動物にまで、街には色がエネルギーとともにひしめいています。そんな混沌として圧倒的な色の洪水の中に、わたしたちがほっとする色、心安らぐ色も存在します。潤いや安らぎを感じる気持ちはひとそれぞれですが、文化や歴史や物理的な距離をこえた親しみが、色を通してわいてきます。 本展では、インドの街を旅して見つけたいろいろな布や生活雑貨の色や風合いを通して、やさしいインドを感じることができる庭を空間として表現しました。色は人をつなぎ、文化をつなぎます。色と布とインドのささやかな景色を愉しんでください。 本イベント提供者
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