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●公演によせて
アルディッティ弦楽四重奏団の「今」は凄い! 超絶のヴィルトゥオーゾ、アーヴィン・アルディッティが率いるアルディッティSQは、結成以来40年余にわたって、現代における「弦楽四重奏」という創作ジャンルの一大隆盛期を築いてきた。その磨き抜かれた驚異的な演奏表現力によって彼らが世界に送り出した新作はすでに膨大な数にのぼっている。まさに現代音楽界の至宝、音楽史上の希有なるクリエーターである。 今回のプログラムはラヴェルとバルトークの「第6」という20世紀の古典と彼らの重要なレパートリーである細川作品。そして彼らに捧げた私の新作の世界初演。アルディッティSQのラヴェルは意表をつく選曲。まずこれは聴き逃せない。この魅惑の傑作が、彼らによっていかなる色調と味わいのものとなるのか。期待に胸がときめく。 日本の現代音楽の聖地でもある東京文化会館小ホールでのコンサート。彼らの表現力のさらなる深化と進化、緻密にして華麗で鋭く熱いアンサンブル力が、多彩なプログラムの中で存分に発揮されることだろう。 アルディッティSQの「今」の輝きは本当に凄い! 西村朗(作曲家) ●日時 2017年6月24日(土)18:00開演(17:30開場) ●会場 東京文化会館 小ホール ●出演 アルディッティ弦楽四重奏団 ヴァイオリン:アーヴィン・アルディッティ、アショット・サルキシャン ヴィオラ:ラルフ・エーラース チェロ:ルーカス・フェルス ●プログラム ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調 西村朗:弦楽四重奏曲第6番(2017/世界初演) 細川俊夫:沈黙の花 バルトーク:弦楽四重奏曲第6番 Sz.114 ●チケット 1回券:S席5,000円 A席4,000円 B席2,500円 B席売切 ●チケット取り扱い 各種プレイガイド ●主催 東京都/東京文化会館・アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団) ●お問合せ 東京文化会館 事業企画課 03-3828-2111(代表) 本イベント提供者
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