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東南アジア、特にインドネシアの低湿地では、地球上の土壌炭素の約20%が蓄えられているとも言われる広大な熱帯泥炭地が存在します。しかし、1990年代以降のプランテーション開発による大規模な排水等により、地下水位の低下や乾燥化による土地の劣化が急速に進行しています。これにより、火災の頻発、森林の減少、微生物分解の進行などによる大量の温室効果ガスの放出と、煙害による住民の健康被害が大きな問題となっています。
今回のセミナーでは、2008年からスマトラ・リアウにおける泥炭復興の実践研究に従事する水野氏より、住民の生活向上とも両立させながら進められているインドネシアの泥炭地回復の取り組みと、公正な土地権の確立など地域住民の要求に基づく、地域に根ざした住民参加型の技術の活用についてお話を伺います。 本イベント提供者
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