注目度:0.18
|
〇オープニング 2/17, 17時~
〇作家在廊日 2/17, 2/18, 3/2, 3/3, 3/4 蝋で直接原型を造る「蝋型鋳造法」は古代から続くブロンズ(青銅)像制作の伝統技法である。そのような技法や素材の影響が少なからず私の作品の形状を決定づけている。「塊(かたまり)の強さにこそ彫刻の醍醐味はある」としながらも、蝋型鋳造法が可能にする特殊な表現に取り組んできた。風や雲、空や宇宙など無形の存在、私たちを包んでいるそれらこそが自然の本性ではないか。空間を満たしている「みえぬもの」に眼を向けつつ生命観を表現したいと思う。(宮﨑甲) 本展覧会では20年程前からのブロンズ作品「居住シリーズ」「植精シリーズ」新作の「人物シリーズ」に加え、「トスカーナの彫刻スケッチ」等を展示いたします。 略歴/1958年福岡県生まれ。’81年佐賀大学特設美術科卒業。’84~’86年ミラノ・ブレラアカデミア彫刻科留学(国際ロータリー財団奨学生)。’87年筑波大学大学院彫塑専攻修了。’92第2回KAJIMA彫刻コンクール[奨励賞]。’93湘南ひらつか野外彫刻展。’94日本金属造型作家展(以降毎回)。’00第2回佐野ルネッサンス鋳金展[奨励賞]。’02朝来藝術の森彫刻展[優秀賞]。’10~’11年イタリアCertaldo市に在外研修。現在 千葉大学教授。個展、日本・イタリア等多数。
※掲載情報について |
|