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東京都内のとある私鉄沿線の同じマンションに住む三人の女性たち。
大学で哲学を教える佐知子「私、このまま一人で生きて行けるのかなって思ったのよね」 佐知子の姪でバイトをしながらコントグループを引っぱる彩芽「今、はじめて出て来た考えだけど。心の中じゃずっとそう思ってた気がする」 不動産屋に勤め、空き家を案内する奈々「私、わからない。なんで、こんなことになったのか」 そんな東京に生きる彼女たちの日常風景は「空き家」を通して少しずつ変化していく。 『海と日傘』『神屋悦子の青春』など数々の名作を書き上げてきた松田正隆が『天草記』以来19年ぶりに青年座に新作を書き下ろす。 これは小津安二郎へのオマージュ。『天一坊十六番』で鮮烈なデビューを飾った金澤菜乃英が、松田作品に臨む。
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