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コミュニケーションは「言葉」でするものだと思っていませんか。
でも、言葉はときに思わぬ誤解を生み、人と人を引き離します。 誰かに言われたひとことに頭を悩まし、考えに考えたあげく、自己嫌悪でどんどんネガティブになっていってしまったり。日頃のストレスがたまっていて、心にもなく放ったひとことが、身近なひとの心を傷つけてしまったり(それに気づけなかったり) じぶんが思うことや感じることを、目の前のひと(友人やパートナーや家族)に「ちゃんと伝える」のは案外むずかしいことで、それを乗り越えるためには、「言葉」以外のところで、相手に向き合う必要があります。 今回のワークショップのテーマは、「わたしの身体の重みを知ること」 非言語のコミュニケーションを行う上で…… まずは自分自身に目を向けて、普段おろそかにしがちな身体の細部への意識をはたらかせます。呼吸や、視界、遠くから聴こえてくる音にも、神経を研ぎ澄ませてみる。 そうすると、日常の自分自身から離れた身体感覚となり、何者にも抑制されることのない自由な心の状態で、目の前の相手に向き合うことができるようになります。 「わたしの身体の重み」を知ることで、わたしの身体が今、ここにあることを実感して、はじめて相手の身体もまた今、ここにあることを実感できる。 そのことを模索・体感してもらうために、「一対一の関係性」に焦点をあてて、その場で偶然に出会うだれかと、真剣に向き合うための3時間のワークショップです。 人見知りでも、複数のひとがあつまる場が得意でないひとでも、大丈夫です。最初は気が落ち着かないかと思いますが、時間が経つにつれて、安心していられる空間になっていくようにプログラムを考えています。 誰もが居心地よくいられる場となるように、配慮しながら進行していきます。 このワークショップを経て、ふたたび日常に戻ったときに、身近なひとたち一人ひとりとの関係性がより深く、良好なものとなりますように。 ■ ワークショップ参加費 一般 2500円 22歳以下 2000円 ■ 参加方法 下記、Peatixでのご予約をお願いします。 http://ptix.at/nbeO8y ■ ファシリテーター紹介 酒井一途(さかいいっと) 演出家・劇作家。『ここと今』のアートのために、パフォーマンス・アート作品の演出を、一対一の関係性をみつめる場をつくるために、演技未経験者を対象とするワークショップのファシリテーションを行う。 慶應高校在学時より演劇活動を始め、大学1年時に ミームの心臓 を旗揚げ。4回の本公演で脚本・演出を手がけたほか、早稲田・明治・日藝・桜美林・青学の劇団を集めた合同公演を2回に渡って企画立ち上げ、総合プロデューサーとして主催した。 2017年より1年間、ベルリンに遊学。西欧を中心として11か国を旅し、劇場と美術館に通いつめる。2018年には「宇多田ヒカル・小袋成彬・酒井一途 座談会」参加、記事構成を行う。 世田谷パブリックシアター「演劇WSラボ2019」研究員。利賀演劇人コンクール2019 第一次上演審査にて、観客賞受賞。公益財団法人清春白樺美術館財団評議員。日本劇作家協会会員。慶應義塾大学文学部国文学専攻卒。
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