ITの力で野球ファンを増加させるアプリの開発を競う「ジャイアンツハッカソン」の決勝戦が4月末日に開催。読売巨人軍の試合データなどを活用し、決勝に残った5チームがアイディアを出し合った。
●ITでプロ野球を楽しく!ピッチャーの配球でバッグが光る? ●プロ野球選手とLINEを楽しめる? ●LINEスタンプでビールを頼もう! 野球を定期的に観に行く人からルールもよく知らない人まで、多様なメンバーで構成されているCHAPPYは、打球方向の予測で遊べる野球盤「プロ野球BAN」をプレゼンした。 「野球を知らない初心者にとって試合はルールや専門用語が多く、退屈なこともあると思った。初心者でも楽しめる方法をITで実現したいと考えた」 そこで野球盤を採用した。野球が詳しくない人でも、野球盤はなんとなくイメージがつくだろう。遊び方は簡単だ。打席ごとにバッターの打球がどこに飛ぶかを当てるというもの。 これは野球観戦を楽しむグッズの位置付けで、各座席に添え付ける。電光掲示板の部分は各自のタブレット、スマートフォンで代用する。 打球の方向を予測する際、過去の打席データをもとに各方向にオッズが振られる。ライトによく飛ぶバッターはライトの倍率が低くなるなど傾斜配点になっているため、野球に詳しくない人も楽しめる。 実際の球場の電光掲示板にオッズが表示されることを想定しており、現在勝っている(予想が当たるとポイントが付与される)プレーヤーが表示される。 スタジアムに置くだけでは訴求しきれない層がいると思われるため、アプリを提供することで広く普及させることを狙う。アプリ単体でも試合と連動させ、家や居酒屋で野球中継を観ながら、よりエキサイティングに試合を楽しむことができる。 貯めたポイントをビールと交換するアイデアも紹介された。
提供元:CycleStyle
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