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アニメ「Force of Will the Movie」企画発表に フランスの国際見本市で大きな関心

6月13日に製作発表された世界的なヒットトレーディングカードゲーム(TCG)の劇場映画『Force of Will the Movie』が、海外でも大きな注目を浴びている。発表と同時に国内外のメディアでも多く取り上げられ話題になったが、海外の業界関係者からも関心が高まっている。
発表に合わせてFORCE OF WILL株式会社は、6月14日から17日までフランス・アヌシー国際アニメーション映画祭の国際見本市MIFAにブース出展をした。ここに各国の映画関係者から問い合わせが相次いだ。

MIFAは世界最大のアニメーション映画祭の併設に相応しく、その規模や参加者の質の高さで知られている。ディズニーを初めとするアニメーションスタジオや放送局、さらに世界各国・地域のナショナルパビリオンも数多く設けられる。2016年は世界68ヵ国から出展があり、過去最大規模となった。
日本からは東京都やユニジャパン、東京国際アニメアワードフェスティバルなどの出展があったが、企業の単独出展は少なかった。その数少ない日本からの出展がFORCE OF WILLであった。期間中は、代表取締役の宍戸英治らがアヌシー入りをして、発表されたばかりのプロジェクトの説明、そしてビジネスミーティングにあたった。

会場に設けられたブースは決して大きなものではないが、YAMATO WORKSの森田修平、アニメーター田中達之ら日本のトップアーティストによる設定やビジュアルを展示し、異彩を放っていた。このブースに多くの人が訪れて終日、賑わった。
MIFAはビジネス目的に特化しており、入場料もかなり高めの価格に設定されている。会場には文字どおり、アニメーションビジネスのプロしかおらず、それを考えればかなりの成果と言えるだろう。

宍戸英治代表取締役によれば、上映や配給などの作品への問い合わせに加えて、プロジェクトの参加についての相談が多かったという。『Force of Will the Movie』が日本だけでなく、海外のクリエイター、スタジオとの協業を掲げていることが理由のようだ。日本のアニメスタイルの作品制作をやってみたいという、海外のニーズをと捉えた。
『Force of Will the Movie』は、2018年に第1弾を公開。6作品のオムニバスから構成される。すでにここに台湾とタイのスタジオ参加が決まっている。宍戸代表取締役はそれに続く第2弾では、さらに多彩な国のプレイヤーが加わるだろうと話す。
『Force of Will the Movie』に対する大きな関心は、日本アニメスタイルが依然、海外の作り手にとって大きな魅力を持っていることがわかる。これまでそうした強みに日本側が十分応えてきたわけではない新しいスタイルで海外協業を目指す『Force of Will the Movie』の挑戦は、今後も注目を集めそうだ。

アニメ「Force of Will the Movie」企画発表に フランスの国際見本市で大きな関心
アニメ「Force of Will the Movie」企画発表に フランスの国際見本市で大きな関心
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