五輪代表選手やプロアスリートたちの“トレーニング聖地”、シーガイア（宮崎県宮崎市）が、1年がかりの大規模改修工事を終え、8月にリニューアルオープン。その20km南にある青島ビーチパークは、シーガイアと並ぶ宮崎二大人気スポットとしてにぎわう（写真32枚）。

8月1日、報道や関係者たちを集めて開かれたリニューアルオープン式典では、フェニックスリゾート関係者らが「アスリートや観光客がシーガイアを訪れると、だいたい青島ビーチパークにも足を運ぶ」と教えてくれた。

シーガイアから路線バス、JR日南線を伝って1時間半、青島駅へ降り立つ。ここ青島ビーチパークは、青島海水浴場内に今春オープンした春夏限定のリゾート施設。ハワイのローカルコーストを想わせる波打ち際には、ハンバーガーやアパレル、バーなどのショップが軒を連ね、学生やファミリーなどが、ゆったりとしたビーチ時間を過ごしている。

「オフのプロアスリートや、トレーニング後の五輪代表選手などもよく訪れる」という青島。今回は、宮交ボタニックガーデン青島でレンタサイクル（1日500円）を借りて、青島ビーチパークや青島神社をめぐった。

青島海岸と青島の間に架かる、弥生橋をママチャリで行くと、海水浴を楽しむファミリーや、青島神社で願掛けを済ませた男女、水着でジョギングする若者たちとすれ違う。地元の人は、「ビーチパークができてから、活気が戻ってきた」と笑った。

また、8月13・20日の土曜日には、シーガイアと青島を結ぶ無料シャトルバス「ハッピーライナー」も運行される。

ルートは、日中の3往復が、宮崎市フェニックス自然動物園～シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート～ラグゼ 一ツ葉／コテージ・ヒムカ～ANA ホリデイ・イン リゾート 宮崎（こどもくに）～青島ビーチパーク。夕方から夜にかけての2往復がシェラトン・グランデ・オーシャンリゾート～フローランテ宮崎～ラグゼ 一ツ葉／コテージ・ヒムカ～ANA ホリデイ・イン リゾート 宮崎（こどもくに）～青島ビーチパーク。

青島へは、ローカル線や路線バス、レンタカーでのアプローチのほかに、宮崎市内でレンタサイクルをチョイスし、“20kmシーサイドラン”を試す人もいるという。