KDDIは、「スポーツクライミング『TEAM au』結成発表会」を2016年8月9日（火）に開催し、ボルタリング実演やトークセッションを行った。

当日は、同社と日本山岳協会に属するスポーツクライミングカテゴリーのオフィシャルスポンサー契約、スポーツクライミング選手の野口啓代、野中生萌、藤井快、樽崎智亜の4名との契約を発表。契約選手4名が所属するTEAM auを結成したことを宣言した。

その後、入場コールとともに野口、野中、藤井、樽崎が登場。4人は、スポーツクライミングをより一層盛り上げていく意気込みを書いたフラッグを披露した。「TEAM auを世界へ」と書いた野中は、「私たちの活躍する姿をたくさんの方に見ていただいて、（スポーツクライミングを）世界へ広げたい」と、フラッグに書いた言葉にこめた思いを語った。

続いて、ゲストの足立梨花と筧美和子が登場。2人は、選手からアドバイスを受けながらスポーツクライミングに挑戦した。足立は先に体験し、一番簡単なレベルを難なくクリア。しかし、次のレベルでは「（足が）壊れるー！」と悔しそうな表情を見せて断念した。テレビ番組でスポーツクライミングを経験したという筧は、「力使う！」と言いながらも難なくクリア。「コツを掴んだ気になりました」と嬉しそうに話した。

次に、選手たちがプロのスポーツクライミングを披露。垂直の壁を野中も野口も簡単に登って見せ、「このくらいだと彼女にとってはウォーミングアップにもならないと思います」と互いのクライミングに対してコメント。藤井と樽崎は、ダイナミックな飛び技（ランジ）を披露した。

トークセッションでは、ダイエットできることや、身体を引き締めることができることなどを紹介。また、藤井がスポーツクライミングの魅力を「男女問わず年齢関係なく、いろいろな人ができるスポーツだと思います」と話した。

超えるべき壁について聞かれると、足立は同じ事務所の和田アキ子を挙げ、「いつか登っていけたらいいな」と語った。筧は「食欲の壁」が超えるべき壁とコメント。「クライミングなどの運動をして消費していきたい」と、スポーツクライミングに興味を持ち始めた様子を見せた。

TEAM auの4選手は、8月12日（金）から始まるワールドカップ最終戦に出場。野口は「皆さんに良い報告ができるようにしたい」と意気込みを語った。