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MTBダウンヒルコースの作り方…井本はじめに聞くコースセットの裏側

MTBのダウンヒルレース、Coupe du Japon(クップドュジャポン)2016やまぐち十種ヶ峰国際DHIが9月3日・4日に開催。コースセットには井本はじめ選手(SRAM /Santacruz)が協力している。

井本選手にコースセットの裏側と魅力について話を聞いた。自身もライダーで、オーガナイザーも務める志賀考治氏(VAN-QUISH)より依頼を受けたという。

「志賀さんの強い想いとこだわりを具体化しようとして、裏方に回っただけで、自分がしたわけでない。すべてのセクションにおいて手間をかけて作っていて、重機のはいらないところはほとんど手作業だった。

すべてのセクション、すべてのコーナーに手間をかけている。特に思い入れのあるところは中盤の森にドロップオフして入っていくセクション。あそこは重機も入らないから路面をスタッフと一緒に削りだして、岩をウインチで揚げて敷き詰めていった。

コースセットには1日7時間で5日間、MTBに乗ってる時より疲れるイメージあるけれど、実はライダーはコースを作るのが大好き。ダウンヒルするにもライダーみんなで作る時もあるから、今回もそれと同じ。好きだから夢中になってしまい、作業中は時間が知らないうちに経っていることが多かった。

天候によって路面コンディションが変わり、難易度がさらに高くなることもあるが、天候に関係なくイコールにすることを心がけて志賀さんらスタッフとともに作業をした。

ライダーがコースを作って、そのレースに参加するケースには『ライダーがコースを作るからフェアじゃない』という声もある。作業が終わった後に練習しすぎないようにして、参戦する他のライダーと“イコールコンディション”になるように心がけている。直接言われたことはないし、気にしているわけではないが、その声を越えて速く走りたい」


●井本はじめ
プロダウンヒルレーサー。「イチかバチか、コケるか勝つか」攻めのスタイルが特徴。大のネコ好きでも有名。
提供元:CycleStyle

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MTBダウンヒルコースの作り方…井本はじめに聞くコースセットの裏側

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