2014年から毎年開催されている「ツーリズムEXPOジャパン」が23日、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開幕し、24日と25日の二日間にわたって一般に公開される。会場には世界140を超える国と地域、国内47都道府県が出展。各地域ならではの最新情報を展開していた。
会場は東京ビッグサイトの東館を使って開催された。会場は大きく「海外出展ゾーン」「日本ゾーン」「旅行会社ゾーン」「運輸・航空ゾーン」「ホテル・旅館・宿泊施設ゾーン」の5つに分けて展開され、出展内容も年々充実している様子。23日は“リハーサル”も兼ねていることもあって、どの会場も盛りだくさんの演出を披露していた。 一般公開日はJapan Stage、A Stage、B Stageの3つのステージを使って、出展者が様々な出し物を用意。民族舞踊や伝統楽団の演奏をはじめ、各地域のゆるキャラ等が相次いで登場してイベントを盛り上げる。これ以外にも各ブースが独自に様々な趣向が凝らされる予定で、一回り回ればそれらを体験するうちに世界中を回った気分になれるのは間違いない。 ブースごとにアンケートに答えるなどするとオリジナルグッズ等がもらえるのも楽しみの一つ。各地域の特産品を試食・試飲できるのもこのイベントならではの魅力だろう。中でも福島県は“米どころ”故に数多くの大吟醸酒を生み出していることから、金賞受賞の銘酒の利き酒も楽しめる。ステージで見応えがあったのはスリランカで、民族衣装に着飾った男女が伝統舞踊を披露。その圧巻の舞に多くの観客を集めていた。 マカオは世田谷区の半分の面積しかない中国の特別行政区。しかし、その小ささとは思えない広さを会場として確保してマカオの魅力を発進していた。中でもオススメは1個300円で食べられる澳門安徳魯餅店(ロードストーズベーカリー)のエッグタルト。加えて澳門の魅力を3Dバーチャルビューでガイドするコーナーも用意していた。 「運輸・航空ゾーン」では、日本からは日本航空(JAL)と全日空(ANA)の他、LCCとしてジェットスターや春秋航空ジャパンが出展。ワンワールド、スターアライアンス、スカイチームの三大アライアンスの他、日本に就航する代表的なレガシーキャリアも出展。最新のビジネスクラスシートを体験できたり、タイ国際航空では世界最大の旅客機A380のフライトシミュレーターの体験コーナーも用意された。 当日券は大人1300円、学生700円だが、JCBカードを使って購入すればそれぞれ100円ずつ割引される。SuicaやEdyなどの電子マネーも使えるが、この場合は割引は適用されない。
提供元:Response
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