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[10/20 - 21 開催直前取材] 今年の CODE BLUE 、キーワードは「多様性」~トレーニングやコンテスト、レビューボード国際化など

いよいよ今月下旬に開催が迫った国際サイバーセキュリティカンファレンス「 CODE BLUE 2016 」は、今回で第 4 回開催を迎え、ベルサール新宿グランドで 10 月 20 日 (木) から 2 日間にわたって開催される。事務局の篠田佳奈氏に今回の見所について話を聞くと「多様性」というキーワードが浮かび上がった。

多様性のひとつは今回から新たに設けたトレーニングコースである。開催に先立つ 10 月 18 日 (火)、19 日 (水)の 2 日間行われ、海外で受講するよりずっと安いハンズオントレーニングを、海外と同等かそれよりもリーズナブルな料金で、カンファレンスだけでは得られない経験を得ることができる。トレーニングのひとつは同時通訳である。

また、会場となるベルサール新宿グランドの 5 階では、ネットワークや乗用車などを対象としたハッキングコンテストの開催が企画中であり、賞金も出るという。「講演だけではない、多様な楽しみ方をしてほしい。話を聞くだけではなく、手を動かしている方が学びが多い(篠田氏)」

100 件を超える論文公募から採択された講演も、日本、韓国、中国、台湾、シンガポール、アメリカ、イギリス、ドイツ、スロバキア、ロシア、イスラエル、ブラジル、アルゼンチンなど、他の海外カンファレンスでは例を見ない、政治や地政学に偏らない、多様性に富んだ国や地域から集まった。これは篠田氏が開催当初から狙いとしていたことだ。

注目講演のひとつは、電子投票を実現するなど、国家や行政の高度なデジタル化を実現した北欧のエストニアの政府関係者による基調講演「世界最先端IT国家によるデジタル社会 e-Estonia について (仮題) 」。

また、今年ラスベガスで開催された「CGC ( Cyber Grand Challenge ) 」優勝者の講演も確定している。講演「Cyber Grand Challenge (CGC) : 世界初の全てマシンによる全自動ハッキングトーナメント」への期待は高い。(なお、本誌編集長による 8 月 8 日に配信した CGC のレポート記事は、ScanNetSecurity 過去 3 年間最高閲覧数を記録した)

世界から寄せられた論文を審査するレビューボードのメンバーも多様化している。今回から 3 名の外国人が加わり、篠田氏は「レビューボード国際化元年」と語った。

また、スポンサー数は過去最高の 39 社 ( 第 1 回 17 社、第 2 回 18 社、第 3 回 25 社) が CODE BLUE の開催を支援し、セキュリティ専門企業にとどまらず、メーカーやキャリア、Webサービス、保険会社、ユーザー企業と幅広い文字通り多様な企業が集まっている。

篠田氏によれば、今開催の来場者数は 700 名が目標 ( 第 1 回実績 約 400 名、第 2 回 約 450 名、第 3 回 約 600 名 ) 。当日の入場料金は 75,600 円 (税込) だが、10 月 14 日 (金) まで 70,200 円で事前登録可能。
提供元:ScanNetSecurity

[10/20 - 21 開催直前取材] 今年の CODE BLUE 、キーワードは「多様性」~トレーニングやコンテスト、レビューボード国際化など
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