ヤンマーは、国際ヨットレース「ルイ・ヴィトン・アメリカスカップ・ワールドシリーズ福岡大会」のオフィシャルトップマリンパートナーになることを決定した。

福岡大会は2017年6月開催予定の「第35回アメリカスカップ」決勝戦に向けた予選大会だ。11月18日～11月20日に、福岡市の地行浜で開催。1851年から開催されているアメリカスカップの歴史上初めてアジアで開催される。

同社は、多くの人たちと海の楽しさや素晴らしさを分かち合いたいという思いから、アジア初開催となる同大会のオフィシャルトップマリンパートナーを務めることを決定。アメリカスカップのサポートを通じて、マリンスポーツ文化の醸成とブランドステートメントである“A SUSTAINABLE FUTURE”の実現に貢献する。

また、2010年の第33回大会、2013年の第34回大会とアメリカスカップを連覇しているオラクルチームUSAのテクニカルパートナーとして、第34回大会より伴走艇にマリンエンジン (8LV型ディーゼルエンジン) とドライブシステム (ZT型ドライブシステム) を提供。伴走艇はレースを追いかけてチームをサポートするだけでなく、練習時にもチーム艇を助け、レースに必要なデータ収集や分析を行う。

アメリカスカップは、1851年にロンドン万国博覧会の記念行事として開催されたヨットレースに参戦した米国のチームが優勝カップを持ち帰ったことから始まった国際ヨットレース。今回の大会は、ルイ・ヴィトン・アメリカスカップ・ワールドシリーズを勝ち抜いたチームが、前回大会優勝チームのオラクルチームUSAと決勝ラウンドで一騎打ちする。