オセロの世界大会「第40回世界オセロ選手権」が11月1日~11月4日までオセロ発祥の地である茨城県水戸市で開催され、日本チームが団体戦で12連覇した。
世界オセロ選手権は10年ぶりに日本で開催。29の国と地域から84名の代表選手が参加し、個人戦(無差別の部・女子の部・ユースの部)と団体戦を行った。 無差別の部決勝戦は外国勢同士の戦いとなり、タイ代表Piyanat Aunchuleeさんが優勝した。女子の部は中国代表Zhen Dongさん、新設されたユースの部は日本代表の和田真幹さん(小学6年生)が優勝。団体では日本チームが圧倒的な強さを見せ12連覇を飾った。 世界大会7回目の出場で初優勝したタイ代表Aunchuleeさんは、「決勝トーナメントでは対戦相手が皆さん強かったのでエキサイティングでした。中でも長野さんとの試合は印象に残っています。優勝を確信したのは決勝戦で空きマスが6になった時です」と決勝トーナメントを振り返った。 ユースの部で優勝した和田さんは、世界大会7回目の出場で初優勝を手にした。「決勝で戦ったArthur Juigner氏には予選で負けていたのでリベンジできてとても嬉しいです。ユースチャンピオンを狙っていました」とコメント。将来、最年少世界チャンピオンを目指すという。 また、世界オセロ選手権の開催を記念した市民参加イベント「水戸オセロウイーク2016」も実施。人間オセロなどを行った。 ■無差別の部リザルト ・優勝:Piyanat Aunchulee(タイ) ・2位:Yan Song(中国) ・3位:高梨悠介(日本) ・4位:長野泰志(日本) ■女子の部リザルト ・優勝:Zhen Dong(中国) ・2位:木下央子(日本) ■ユースの部リザルト ・優勝:和田真幹(日本) ・2位:Arthur Juigner(スイス) ■団体リザルト ・優勝:日本 ・2位:中国 ・3位:シンガポール
提供元:CycleStyle
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