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松岡修造に受験生が質問「入試で緊張したらどうしたらいいですか?」

元プロテニス選手の松岡修造さんが1月10日、東京都内の予備校で行われた『C.C.レモン受験生応援イベント』に登壇。特別講義『受験直前の心構え』で熱く語り、受験生からの質問にも応じた。

受験生女子代表つぐめさんは、「入試の当日に緊張してしまって、いつも練習してきた通りの実力がでないことが不安なんです。どうしたらいいですか?」と質問する。

松岡さんが「何で緊張するの?」とつぐめさんに訊くと、小さな声で「成功したいから…」と返ってきた。

それを受けて松岡さんは、「僕は(緊張しても)いいと思うのよ。僕は人前で話すとき、今日だって、ウィンブルドンのときだって、緊張しますよ。だって、(つぐめさんたちは試験に)受かりたい、そのためにやってきたんだから。その緊張は、僕は力だと思います。緊張は自分が作るもの。プレッシャーは周りが作るものだと思って」と熱弁。

つぐめさん(左)が松岡修造さんに質問
また、緊張を自分の力に変えるためにやっていた方法として、好きなものをイメージすることを伝える。

「僕の場合は(イメージするのは)『富士山』だったの。本当に富士山が好きだった。ムチャクチャ緊張したウィンブルドンでも、何したかっていうと瞑想です。富士山だけをイメージしていた。これだけで僕にとって緊張をプラスにできた。緊張していたときも『ふじさぁ~ん』って(笑)。日頃からやっていたし、何か自分の好きなものをイメージしたら平常心で戦える。平常心で戦えば、いつもの自分が出てくる。つぐめも、自分らしさの緊張感を出してやってください。緊張大好き!自分も大好き!おめでとう!」

修造さんは緊張したら富士山をイメージ
受験生男子代表のさとしくんは、「何か物事に取り組むときに、妥協したくなる自分、弱くなる自分、逃げたくなる自分がいます。修造さんは甘い自分、弱い自分にどうやって勝ってきましたか?」と訊いた。

すると松岡さんは意外な言葉を口にした。「さとしゴメンね、オレ勝ってない…。オレ、ものすごく弱いんだ。メチャクチャ弱いの。何でも自分は逃げたいし、プレッシャーのあるものから避けようとしている」と自信なさそうに話す。しかし、メンタルトレーニングをすることで、その弱さに打ち勝ってきたと続ける。

「僕はいつも自分のなかで大事にしていることがある。それは、自分の心の声を聞く力をつけるようにしたこと。何かプレッシャーのあるものから逃げたとき、自分の心はどんな感じになる?悔しいし、後でいやな思いがしてくる。一番大事な選択をしなくてはいけないとき、さとしが自分の心の声を聞くと必ず答えが出てくる。その(心の中の)さとしが必ず言ってくれる。お前こっち取れって」

心の声に耳を傾けよう
さらに漢字の『楽』の読み方について触れ、「“ラク”とは取ってほしくない」と話す。

「“たのしい”と取ってほしい。よくスポーツ選手が、オリンピックなどで自分らしく楽しくプレーしたいって言いません?オリンピックで『わぁ~』って楽しくプレーするわけじゃないんだよ。楽しいっていうのは、最も緊張した場面で、自分を越えるっていうこと。厳しい所には楽しさがある。それを感じて」

『楽』は“ラク”じゃなくて“たのしい”
松岡さんの口から次々と発せられる言葉に勇気づけられたのは、質問したつぐめさんとさとしくんだけではない。会場の受験生全員が何かを感じ取ったようだった。松岡さんは「追い込むときに大事なのは笑顔」とも話していたが、この日の受験生たちはひとり残さず笑顔で帰っていった。

提供元:CycleStyle

松岡修造に受験生が質問「入試で緊張したらどうしたらいいですか?」
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