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高橋尚子が示唆する東京オリンピック成功のカギ…オリンピックは誰のもの?

取材中も笑顔を絶やさない。関係者のみならず、市民ランナー、言葉の通じない外国人、そしてメディアまでもそのフレンドリーさで巻き込んでしまう。

シドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん。「Qちゃん」の愛称で親しまれ、女子スポーツ界で初の国民栄誉賞を受賞した。現在は2020年に向け、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会のアスリート委員会委員長として活動しているほか、マラソンの普及にも務めている。

今回編集部は、高橋さんが大会アンバサダーとして活動する、4月9日に開催された「ユナイテッド・グアムマラソン2017」を取材し、高橋さんが参加者と触れ合う様子に密着。直接インタビューをする機会にも恵まれた。(聞き手はCYCLE編集部・大日方航)

常に笑顔の高橋尚子さん

■マラソンは「見る」スポーツから「する」スポーツへ…スポーツをブームで終わらせないために

--- : 「ユナイテッド・グアムマラソン2017」では大会アンバサダーとして本当に楽しそうに活動されていました。

高橋尚子さん(以下、敬称略):大会アンバサダーとして本当に楽しくお仕事をさせていただいています。私自身、記憶の中には「すごく楽しい42kmでした」と答えた2000年のシドニーオリンピックが強くあるように、走るのが好きでマラソンを続けてきました。

当時はマラソンが「する」というよりも「見る」スポーツでした。「寒い気温の中、短パン半袖で走る選手大変そうだね」と言いながら、みかんを食べながら見るスポーツだったのです。そこから、本当にみなさんが楽しんでもらえるスポーツにここ15年程度で成長したなと感じています。

ですから、同じこと、マラソンをしている人たちと気持ちを交わし合いながら笑顔でいれる瞬間は、私たちの魂みたいなものを分かち合えるような感覚です。私にとってはとても貴重な時間です。

ランナーのモチベーションもアップ

参加者との交流

--- : 15年間でマラソンを「見る」から「する」人が増えてきたというお話ですが、現在も2020年東京オリンピック開催に向けて、マラソンに限らずスポーツを「する」という機運の高まりがあると思います。

高橋:そうですね。この「スポーツをする」というブームをブームで終わらせないで、文化につなげていくことが大切だと思っています。色々な人が手探り状態でもスポーツを始めてくれることに意義があります。

過去のブームにも、マラソンブームを後押しした東京マラソンなど、大きな「きっかけ」がありました。今回もこの東京オリンピックという「きっかけ」を逃さずに、うまく定着させるような形で、スポーツを国民の皆さんに続けていただくことが大事なのかなと思います。

どのスポーツでもいいのです。みなさん一歩を踏み出して、健康寿命などをこれから考えたりとか、自分自身の体調を自分自身で管理するとか、そういった「自分の体に目を向ける」といった習慣を養うためにも、今の機会を大切にしていかなければいけません。

自分自身で体調を管理する習慣の大切さを説く

■「誰よりも練習量を、距離を踏んできた」

(c)Getty Images

--- : かつて高橋さんがオリンピックに出られたときの心境は、現在改めて振り返るとどういったものだったのでしょうか。

高橋:私がかつてオリンピックに出た時、プレッシャーといった負のものを感じることはなかったです。それよりも、弱い私自身を非常に強くしてくれた小出義雄監督への「恩返し」という思いが非常に強かった。

それまで有森裕子さんがオリンピックで銅メダル、銀メダルを獲得していたので、本当に弱い私を見捨てずに見てくださった小出監督が喜んでくれるのは、金メダルしかないのかな、という思いでした。

自分自身の強さや速さを証明するというよりは、小出監督に喜んで欲しいというものをモチベーションにして頑張っていました。ゴールをしたあと、まず小出監督を探してまわりました。結局その後ウイニングランで会場を一周したのですが、私にとってのシドニーオリンピックは、42.195kmプラス400mをウイニングランで過ごして、小出監督を探して会って、「お疲れ様、よく頑張ったな」という一言を聞けてはじめて「やっと私の挑戦は終わったんだ」という感じでした。

--- :やはり、ご自身の中でも他の大会とオリンピックの位置付けは異なっていたのでしょうか。

高橋:今までお世話になった人たちだったりとか、支えてくれた人たちに恩返しをする場所がオリンピックだったんです。私の金メダルは、支えてくれた小出監督の金メダルだし、そして料理、スタッフ、応援の人たちみんながそれぞれの金メダルを獲得したといえると思うのです。そういったものを証明するた めに走るということで、他の大会とは意味合いが違いましたね。

■「笑顔」の効用…ポジティブに物事を捉えるためには

近くで支えてくれた人を思い出して頑張る

--- :高橋さんはレース中にキツくなった時、どうやって乗り越えていたのでしょうか。

高橋:私自身は試合よりも練習の方がハードで、厳しい練習を積み重ねてきたので、苦しくなったら練習を思い出して「まだできるはずだ、ここを乗り越えれば必ず楽になる。それだけの走りをしてきたんだ」と言い聞かせていました。

また、「スタートをした全ての人の中で私が今まで一番距離を走ってきた」という思いが支えになっていて、ここで落ちるわけにはいかないというストッパーになっていましたね。

誰よりも練習量を、距離を積んできた。毎日腹筋2000回と誰よりも補強トレーニングを続けてきた。そういった「誰にも負けていない」という感覚を自分の中に持てたというのが、苦しいところを乗り越えられた理由だと思います。

一人でスタートラインに立てたわけではなく、家族の支えや理解があってはじめて立てるものがマラソンです。そういった、今まで近くで支えてくれた人を思い起こして頑張っていました。

--- :では、私生活が厳しくなった時はどう乗り越えてきたのでしょうか。

高橋:マラソンに関してはいろいろ言えるが、私生活に関してはすぐ気持ちが流れたり、甘い方に流れたりしてしまう弱い人間だったりするので…(笑)

完璧になろうとしないこと、ですかね。手を抜くときは多少手を抜くなど、気持ちに余裕を持つこと。例えば、部屋の掃除ができない時に体調を整えるためにお休みするとか、ご飯の準備も軽めにしてしまうとか。完璧を目指すのではなく手を抜くこと、自分の体を整えることを最優先にしています。

--- :今回取材を繰り返す中で、本当は元気ではない瞬間もあるのかもしれませんが、いつも高橋さんは元気でいるように見えました。何か元気でいるために心がけていることはあるのでしょうか。

高橋:笑顔でいることですかね。笑顔でポジティブに物事を考えると、気持ちも前向きになっていく。時には壁に当たってしまったなと思うこともあるが、そういう壁に当たったときは必ず見方を変えるようにしています。悪い事柄でも、もしかしたらこれは良いように捉えられるのではないか、と探すのです。

2000年のシドニーオリンピックを終えた後、大きなバッシングがあって、色々な人に叩かれたりすることがありました。その時も、苦しいけれども見方を変えれば「精神的にこの人たちは強くしてくれているんだな」と思えたのです。

私自身が精神的に弱いから「バッシングをして強くしなけなければいけない」と思ってくれているのだと。ベルリンオリンピックを狙う時、記録を狙うときはもっとプレッシャーがかかる。それなのにこんなことでブレてはいけないよ、と。

そうしたら私がもっと力をつけなければいけないんだ、前を向いていこう、と思えました。悪いこともいい角度から見ることができないのかな、と何かしら探すこと。一生懸命、よく見れないかなとか、自分の成長だと思ったり、これがもっと大変な時期じゃなくてよかったなと思ったり。そうしたら自然と笑顔に、ポジティブになれる。私はこれを「ポジティブ転換」と呼んでいます。

常にポジティブに

■オリンピックの正しいあり方とは…「みなさんの理解、協力があって初めて成り立つもの」

--- :東京オリンピック2020に話を戻します。オリンピックに向けて現在高橋さんはどういう活動をされているのでしょうか。

高橋:東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会で、アスリート委員会の委員長をしています。そこでは2つの仕事を行なっている。

一つはこれからオリンピックに向けて、東京だけではなく日本全体で盛り上がりができるようにしていく動きを作っていくこと。

アスリート中心に、盛り上げに参加していきたいと思っています。現在色々なネガティブなオリンピックの話題がありますが、やはりリオデジャネイロオリンピックでも活躍している選手を見ると、国民の皆さんはテンションが上がったり、東京でも同じようなものが見れるんだと楽しみにされている。

皆さんに楽しい話題を振りまくのはアスリートの役割です。アスリートの皆がテレビから出て行って、地元に行って盛り上げに参加して、地方の人々も少しずつ東京オリンピックを楽しみにしてくれるようになってほしい。

もう一つは世界のトップ選手に、最高の瞬間を最高の環境で過ごしていただくために準備するということです。アスリートは各国の色々な大会に出場していて、選手村の改装であったり、輸送であったりそれぞれの良し悪しを理解している人が多い。ですから、各国の選手が体調を維持でき る環境を整えられるように、アスリートの意見を、組織委員会の方の意識に浸透させていきたいと思っています。

また、陸連の理事もしています。マラソンは2020年にせっかく銀座の中心街を走るので、私は日本代表に先頭集団として頑張ってもらって、盛り上げていって欲しいと思っています。



私自身としては、東京にスポーツに触れる機会を増やすことが個人の役割だと思っています。もちろん、組織に入るとやれること、やれないことが出てきますが…。

JICAの仕事でエルサルバトルといった国に行かせてもらったことがあるのですが、そこでその国の卓球の選手と話したことが印象に残っています。その選手は2~3年前に東京に来て世界選手権に出た選手で、来日した時のことを「東京、日本はすごい」と話してくれました。

東京では子どもが一人でバスに乗って、一人で女性が走っている。日本の60倍の犯罪率があるエルサルバドルではやはり治安が悪くてスポーツを身近に感じることができなかったり、生活に余裕がなくてスポーツを楽しむことができないというのです。そういった国もまだまだたくさんある。

東京オリンピックでは世界のトップの代表選手が集まるので、日本の街を見て、安全にスポーツをたくさんしている人がいるのを見て、「私たちの国もこういう風にしたいな」と思ってもらうことが大きなメッセージにつながるのだと思います。

オリンピックは平和の祭典であり、国旗を背負う選手たちは国の期待でもある。その人たちが帰国し、中心になって自国でもスポーツを広げて、東京のように自国も変えていきたいと思ってもらえればいい。本当にオリンピックは平和のメッセージを伝えられると思うので、東京で沢山の人達がスポーツを楽しんでいる姿を見せることが、個人的な目標です。

スポーツの楽しさを伝えていく

--- :過去に開催された1964年のオリンピックを見た方に話を聞いた時、その方は「1964年のオリンピックはコンセプトが見えやすかったが、2020年はそのコンセプトが分かりにくい」と仰っていました。この点についてはどう思われますか。

高橋:みんなで作っていくことなので私一人の意見としてはあまり大々的に言えないのですけれども、私自身が感じているのは、前の東京オリンピックは新幹線が通って、高速道路が出来るなど、交通の便が改善されてみなさんの生活が過ごしやすい、安定したものになる大きなきっかけでした。同様に、今回の東京オリンピックもいい転換期になると思います。

伝えるべきところにテクノロジーや日本の得意とする科学的なこともあるのだと思いますが、そういうことより、精神的な部分、みなさんの心の強さであったりとか、自然に対する思いであったりとか、障害のある方に向けての社会のあり方だったりとか、日本の考え方、みなさんの意識が変わるということがこれから先の大きな変革になるのだと思います。

共生社会の取り組みといったものを、これを機に浸透させていかなければいけないと思います。みなさんの意識が変わっていくことが一つのテーマです。私自身はみなさんの心に変化を求めるオリンピックになればいいなと思っています。

--- :一つ、今回の2020年のテーマに「パラリンピック」があるのではないのかと個人的にも思っています。

高橋:アメリカやヨーロッパに比べて、日本は健常者と障害者の関係性という部分で世界基準に達していない。それは健常者の方々が障害者の方々を拒んでいるのではなく、なにをしたらいいのか、どういった行動が求められているのか分からない、心の通いが出来ていないのだと思います。

--- :2020年に向けて色々と課題はあると思いますが、オリンピックをどういったものにしていきたいですか。

高橋:リオデジャネイロオリンピックは危険なことがなかっただけで成功といった部分もあり、会場がいっぱいに埋め尽くされることはなかったですが、お祭り的な応援があったため会場がとても華やかになっていました。

日本人もオリンピックが特別好きなので、会場がいっぱいになって盛り上がることは間違いないです。現在課題として挙げられていることはいっぱいあって私からは言えないのですが、スポーツを中心として2020年まで頑張ってきた技術、精神力、肉体を色々な方々に見ていただきたいです。

みなさんの生活の中から援助して、支えていただいてはじめてオリンピックはできるもの。みなさんの理解、協力があって初めて成り立つものなのです。ですから、それを無視してオリンピックを特別にしていただくことはあってはいけないこと。みなさんの生活の中で理解を得るものになってほしいです。地元の方々の協力が、オリンピックの存続、成功に導けるポイントだと思います。

オリンピックに直接関わる人だけじ ゃなくて、地方、そして東京の皆さんがオリンピックを楽しみにして、理解、協力をしてくださって、手を差し伸べてくれるような大会にすることが重要だと思います。

色々現在も課題はあると思うので、組織委員会の異なる部署の人たちをはじめ色々な人の意見も受け入れて、みんなで作り上げるものにしたいと思っています。

オリンピックの成功へ向けて走り続ける

●高橋尚子(たかはしなおこ)
1972年5月6日生まれ、岐阜県出身。ファイテン所属。シドニーオリンピック女子マラソン金メダリスト。自己ベストは2時間19分46秒。(2001年9月、ベルリン)女子スポーツ界で初の国民栄誉賞を受賞。愛称は「Qちゃん」。
提供元:CycleStyle

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