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『ダンボール熊本城』をつくって復興支援…制作を通じて被災地を想うきっかけに

「本物の熊本城が早く直ってほしい」 東京・六本木ヒルズで4月16日、手のひらにのるサイズのダンボール製 熊本城をつくるイベントが行われ、親子や友だちグループなどが参加。40分ほどでできあがる紙製の熊本城を手にし、被災地へエールを送った。

このイベントを手がけたのは、富山市に本社を置くダンボール製造業 サクラパックス。梱包用ダンボール素材による組み立てキット『ダンボール熊本城』を2000円で販売し、売上の全額を熊本城復興に向けて寄付する「組み建て募金」というプロジェクトの一環だ。

この日、ダンボール熊本城の組み立てにトライした親子のなかには、「妻の実家が熊本なんです」といった父親や、「わたしの出身が福島で、熊本を応援したくて」という母親の姿もあった。



熊本県の試算によれば、実物の熊本城が復元されるまでにかかる年数は20年、費用は600億円以上が要るといわれている。この紙でつくる2000円の熊本城は、小さな子どもたちでも40分ほどでつくれるということで、被災地・熊本を想いながら黙々と制作に取り組む子どもたちの姿もあった。

「誰かの笑顔のために仕事ができる会社になりたいと思うようになったのは、東日本大震災で。あのとき、考え方が変わった」と話すのは、サクラパックスの橋本淳社長。

「熊本地震で被災した地域を風化させないという想いでこのプロジェクトを立ち上げた。このダンボール熊本城は、つくるのに30分から40分ほど時間がかかる。その40分前後で、熊本のことをあらためて想ってもらえる。そして、できあがった手のひらサイズの熊本城を、机の上などに置いてもらえれば、いつでもそれを見て、熊本を思い出してもらえるはず」

この日の来場者数は約1500人。今回の売上金約50万円は全額、熊本城復興のために寄付されるという。

提供元:CycleStyle

『ダンボール熊本城』をつくって復興支援…制作を通じて被災地を想うきっかけに
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