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「破裏拳ポリマー」坂本浩一監督、早くも続編に意欲 公開記念映画祭レポート

2017年5月13日にいよいよ公開される『破裏拳ポリマー』。その公開を記念して映画祭「東京特撮&アクションフィルムフェスティバル」が5月7日、角川シネマ新宿にて開催された。本作の監督で『ウルトラマンギンガS』や『仮面ライダーフォーゼ』、ハリウッド映画上映も間近に迫る『パワーレンジャー』シリーズなどの監督も務める坂本浩一が登壇。本作にも出演しており、坂本作品の常連である出合正幸と人見早苗とともに本作のルーツや裏話についてトークを繰り広げた。

最初に上映されたのは坂本の代表作であり、日本での初期監督作品でもある『仮面ライダーW FOREVER A to Z/運命のガイアメモリ』だ。上映終了後、坂本、出合、人見が登壇。坂本は本作と『破裏拳ポリマー』の類似点として、「探偵もの」と「バディもの」であるとコメント。本作では主人公の探偵コンビの熱い友情が描かれ高い評価を受けたが、『破裏拳ポリマー』の主人公、鎧武士と新米刑事、来間譲一の関係も負けず劣らずの熱さで描かれているようで、ファンたちは期待を高めている様子だった。
出合と人見は本作について、それぞれ思い出深いエピソードを披露。出合はかつて坂本が所属した「倉田プロダクション」に当時所属しており、出合の噂を聞いた坂本から「是非出演を」とオファーを受けたエピソードを熱く語った。その一方で、人見は演じていた怪人のバイクアクションの際、坂本から「もっと腰を反ってセクシーラインを強調してくれ」と熱烈な演技指導を受けたエピソードを披露し、会場は笑いに包まれた。

その後、坂本の「ヒーロー」であるジャッキー・チェンの初期の傑作のひとつである『ドランク・モンキー/酔拳』を上映。終了後、3名は「ジャッキー映画を観たら興奮した」と語り、受け身を取りながらステージへ登壇し、会場をわかせた。本作ではさまざまな拳法家が現れるが、『破裏拳ポリマー』でも手技のポリマーや関節技のポリマーなど、さまざまなポリマーが登場するのは「本作の影響だ」と坂本は語った。さらに本作のような70年代、80年代のアクション要素をふんだんに取り入れ、カンフーファンの心をくすぐる作品になっていることも語った。
その後、MCのジャンクハンター吉田から「本作は序章ですよね?」と話を振られ、坂本は「そうです」と強く同意。「僕たちはさらに続編を作っていきたいです」と早くも続編に対して熱い意欲を見せていた。そしてアクションの実演に移り、3人で激しい殺陣を披露。出合と人見、吉田は「監督が一番動ける」と口々に語り、坂本は終始照れた様子だった。

質疑応答、抽選会なども終え、最後に坂本は『破裏拳ポリマー』について「カンフーアクションだけでなく、サスペンス要素もあり、ドラマとしても楽しめる作品になっている」とその出来の自信についてコメント。期待と喜びに満ちた拍手に包まれ、大熱狂の4時間は幕を下ろした。

『破裏拳ポリマー』
2017年5月13日(土)全国公開

(C) 2017「破裏拳ポリマー」製作委員会

『仮面ライダーW FOREVER A to Z/運命のガイアメモリ』
(C) 2010劇場版「W・ゴセイジャー」製作委員会

『ドランク・モンキー/酔拳』
(C) 2007 CONSTANTIN FILMS INTERNATIONAL GMBH. ALL RIGHTS RESERVED. Drunken Master: (C) 1978, 1985 Seasonal Film Corporation. All Rights Reserved

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