特撮作品をこよなく愛する鈴村健一、神谷浩史のふたりがMCを務めるラジオ『東映公認 鈴村健一・神谷浩史の 仮面ラジレンジャー』。5月5日、2017年で5周年を迎える本番組が、2 年ぶりのイ ベントとなる「ヒーロー宴」を「グランドプリンスホテル新高輪 大宴会場 飛天」にて開催した。
今回のイベントは「東映特撮」そして『仮面ラジレンジャー』のこれまでとこれからを熱く語る「宴」というタイトルを冠し、ふたりが熱く特撮について語り合う特撮ファンにとってはたまらないイベントとなった。

今回のイベント開催である「グランドプリ ンスホテル新高輪 大宴会場 飛天」は、毎年ゴールデンウイークに仮面ライダー、スーパー戦隊、プリキュアたちのスペシャルライブステージが行われる聖地であり、「ヒーロー宴」というタイトルに相応しい場所となっている。
イベントのテーマは「クロニクル」と銘打ち、20 世紀後半から21 世紀にまたがる東映特撮ヒーローの50年にもおよぶ長い歴史を、鈴村、 神谷両名の思い入れを交えて一挙に振り返る内容となった。

イベントの冒頭は、こどもの日らしくヒーローショーか らスタート！「けんいちくん」、「ひろしくん」を怪人が襲い、それをヒーローが助けるシーンからイベントが始まるという特撮愛全開なスタートとなっている。各作品を振り返る中、番組アシスタントである仮面ライダーGIRLSの４人も参加し、イベントに華を添えた。
90年代の話にさしかかると、鈴村、神谷は声優としてデビューしており、99 年には両者がアニメの現場で初共演を果たし、なかなか周囲で「特撮が好き」 だという人と出会えなかった鈴村にとって、特撮ヒーローの話題で盛り上がることのできる神谷は貴重な存在だというエピソードが披露され、ふたりのファンは興味深く話を聞き入っていた様子だった。
仮面ライダー、スーパー戦隊の“モチーフ”や“スー ツアクター”など、このイベントならではの視点で、東映特撮の歴史を振り返り、仮面ライダーGIRLSのライブパフォーマンスで会場はさらにヒートアップ。さらに突然現れた怪人・シオマネキングとカメバズーカから客席のファンたちを守るべく、鈴村、神谷がヒーローさながらの華麗なるアクションを披露し、会場の盛り上がりはクライマックスを迎えた。

イベントのエンディングでは、番組を応援してくれるファンに感謝をこめて、番組新主題歌「Shake Hands」を仮面ライダーGIRLSやスーパーヒーローたち、そして来場者と共に熱唱。大盛況のうちにイベントは幕を下ろした。