「パッと乗ってエンジンをかけた瞬間に音がカッコイイなって思いました。楽しく乗れそうだなっていう音でした」
全日本ロードレース選手権JSB1000クラスを走るレーシングライダー高橋 巧選手(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)のホンダ『CBR1000RR』新型のファーストインプレッションだ。 7月1日、「鈴鹿8耐開催目前! “CBR1000RR”スペシャルトークショー」に登場した高橋選手は、会場となったHonda ウェルカムプラザ青山(東京)の敷地内を新型CBR1000RRで数十メートルほどだが、レーシングスーツを着て走行。新しくなったCBR1000RRの市販バージョンに乗るのは今回が初めてだった。 今シーズン高橋選手は開幕から第2戦まで連続優勝を果たし、現在はポイントランキング3位につけている。高橋選手はこう言う。 「マシンも新型になりましたし、タイヤも前後17インチになって今年の開幕戦は不安でしたが、テストを重ねて勝負ができるタイムになっていたので、チャンスはあるなって思っていました。まず勝てて良かったです」 「(新型CBR1000RRは)まだ未知な部分もありますが、どこまでいけるのだろうっていう楽しみもありますし、結果も残せているので、すごいバイクだなって思っています」 司会の宮城光さん(元 Honda ワークスライダー)に、昨年のマシンとの違いを聞かれると「ストレートのスピードがすごく速くなりました。それはゼンゼン違います。マシンがアップデートされて速くなったので、あとは自分が頑張るしかないと思います」と、胸の内を明かした。
提供元:Response
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