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自己資金ゼロから一輪車で世界一周した日大生が語る、150万円以上もの旅資金を集めた方法

日本大学法学部を休学して2年目の土屋柊一郎さん(22)は、274日間に渡る「一輪車世界一周10000km走破の旅」を自己資金「ゼロ」円で臨んだ。

「お金が集まらなければ、学生ローンで借金することも考えていた」と明かす土屋さんは、150万円以上にものぼる旅の資金をすべてスポンサー(個人、法人含む)やクラウドファンティングによって調達した。

土屋さんは、2016年7月26日に日本を出発し、2017年4月25日に帰国。足代となる世界一周航空券(約35万8000円分)は旅に関する情報を扱う「TABIPPO」という団体の『世界一周コンテスト』(2015年2月19日)で最優秀賞に輝くことにより取得した。

TABIPPOの世界一周コンテストDREAMで優勝して、旅立った学生が偉業を達成!おかえり、つっちー! #tabippo https://t.co/ybj4EoYrng— しみなお|TABIPPO代表 (@shiminao) 2017年4月30日

同コンテストは、書類審査、面接審査、WEB投票を勝ち抜いた各エリア3名ずつの決勝進出者が、東京都、大阪府、福岡県それぞれの場所で決勝プレゼンを行い、各1名、計3名の最優秀者が世界一周航空券を景品として手にする運びとなる。

土屋さんはこのコンテストの存在をTwitter上の友人のRTによって応募締切日の夜21時に知り、急いでエントリーシートを書き上げた。締切20分前だった。

3次選考の「プレゼン&WEB投票審査」を通過後に控えていた最終審査は、2000人を超える参加者の前で7分間のプレゼンを行うというもの。

他の参加者が制限時間ぴったりにプレゼンを終わらせたのと対照的に、土屋さんはプレゼン時間を1分半もオーバーしてしまった。獲得投票数は明かされなかったというが、持ち時間をオーバーしたことによって獲得投票数を一定数減らされてしまったのにも関わらず最優秀賞を獲得したということは、相当程度の票数を獲得していたことが予測される。

続いて出発前にはプロパンガス・通販事業などを営むスポンサー2社「SAGAMI」「逸品屋」より合計約50万円近くを調達。土屋さんのスポンサーとなった2社を経営する男性とは、大学2年生の夏休み、一輪車で「日本」を一周している際に出会った。

出身地が横浜だったこと、日本大学出身だという共通点があり、すぐに意気投合。そのあとも関係は続き、土屋さんが一輪車世界一周に旅立つと告げた際、男性は自ら「俺、スポンサーやるわ」と述べたという。

土屋さんは2社のロゴが入ったTシャツを日々纏い、世界各地で旅を続けた。



出発から1ヶ月を切った6月30日に終了予定だったクラウドファンティング 。最大手だった「Ready for」を利用し、旅資金を募った。最終日に渋谷のスクランブル交差点を、自身のクラウドファンティングページへのバーコードを拡大して貼ったダンボールを掲げながら、一輪車で駆け回りなんとか32万円を調達した。

資金支援者へのリターン方法も秀逸だ。「2000円」「1万円」「5万円」「10万円」の支援額があったが、どの額にも共通していたのは世界一周中に掲げた日本国旗に、支援者の「名前を入れる」というものだ。

支援者数は学生から社会人まで総勢47人。支援者の名前が掲げられた日本国旗は世界各地の絶景とともに写真に写り込んだ。



個人スポンサーからも資金を集めた。中にはこんなエピソードもある。土屋さんは、ベトナムにて知人により紹介された旅行会社のツアーに参加した。ここで偶然、日本から短期旅行で来ていた、ある一人の日本人高校教師に出会う。

「人生観みたいなものがとても近かった。僕が語ることに強く共感してくれたし、将来の話などでとても盛り上がった」とすっかり意気投合した2人。別れを告げたあと、土屋さんが驚愕したのはスペインに滞在しているタイミングだった。

「『土屋くんの旅、そして今後の人生を応援したいので口座番号を教えてくれ』と言われて教えていたんです。たまたまスペインにいるタイミングで、通帳を親に確認してもらったら25万円がその方から振り込まれていて。『桁を一つ間違えているんじゃないか』と確認したのですが間違いではなくて…。驚きでした」





「自分のやりたいことを明確にして、筋の通った話をして、夢を語って色々な人に知ってもらえば、誰かがきっと応援してくれる」とはにかみながら明かす土屋さん。

土屋さんが150万円以上の寄付を集められたのは、自身の夢を躊躇なく語り、他者を引きつける能力にある。物怖じせず、人懐っこい人柄に加え、「一輪車」という特性が目を引きやすいというのもあるだろう。

文化放送をはじめとした数々のメディアに出演経験があり 、自身のTwitterアカウントのフォロワー数は5000人、インスタグラムのフォロワー数は8000人を超えている。(2017年7月時点)

帰国後、一輪車世界一周の経験を語るべく、北海道から沖縄まで日本各地で講演会を実施している。クラウドファンティングの際、実際に土屋さんに投資したという男性は、「土屋くんの笑顔は、本当に人を惹きつける。行動力もあるし、ビジネスをしてもうまくいくと思う」と語った。

現在土屋さんは講演会活動と平行しつつ、仲間と共に、伊豆大島でゲストハウスを運営中。また、YouTuberとしての活動にも挑戦している。多岐にわたる彼の活動に、今後も目が離せない。


【ご報告】挑戦達成いたしましたー!#世界一周一輪車少年 土屋柊一郎 22歳人生最大の挑戦であった『一輪車世界一周10000km走破の旅』をボリビアのウユニ塩湖で無事に走破達成いたしましたー!!応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!うおおお最高だああああ!! pic.twitter.com/Wui4liLOt7— つっち#世界一周一輪車少年 (@TshSurf21) 2017年4月22日

UYUNI × UNICYCLE !! . There is my goalthat UNICYCLE round the world trip 10000km . 『一輪車世界一周10000km走破の旅』 走破達成の地はウユニ塩湖でした!ゴーーール . #世界一周一輪車少年 #instatravel #travelgram #travel #travelphotography #traveling #roundtheworld #world #trip #worldtrip #backpack #backpacks #backpacking #backpackers #solotravel #unicycle #unicycler #unicycling #monocycle #monocykl #一輪車 #世界一周 #一輪車世界一周10000km走破の旅 #旅 #一人旅 #株式会社サガミ #逸品屋 #ウユニ塩湖 #uyuni #japan SHUUunicycle travelerさん(@tshsurf21)がシェアした投稿 - 2017 4月 24 7:38午後 PDT
提供元:CycleStyle

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