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伊達公子、引退発表会見「有明での試合は強い心をもってコートに立ちたい」

WOWOWは、有明コロシアムにて9月7日(木)に行われた伊達公子 現役引退発表記者会見の模様を発表した。

伊達は自身のブログで8月28日(月)、「ジャパンウイメンズオープンテニス」をもって現役生活にピリオドを打つことを表明。引退会見は、「再チャレンジの会見もテニスコートで行ったので、引退会見もテニスコートでやりたかった」という伊達の希望により有明コロシアム・センターコート上で行われた。

伊達は昨年4月の膝の手術後、今年の5月に岐阜で復帰。「自分の中ではグランドスラムの予選でもう一度プレーしたいという強い思いをもっていた。しかし、7月に3週間ほどアメリカ遠征に行った際、膝だけでなく肩の古傷が再び悪化してしまったことが、将来に対して少しずつ整理しなくてはいけないと考えるきっかけとなった」とコメント。「最終的な決断は8月上旬くらい」と話した。

競技者人生の中で思い出深い試合にはグラフの名を挙げ、「90年代のファーストキャリアでは、フェドカップで当時No.1だった(シュテフィ・)グラフと長時間にわたる戦いの末勝った試合。グラフは自分にとって、憧れ以上の真のアスリートであり、格別の存在だっただけに、あの試合は忘れられない」と語った。

再チャレンジ後の試合では、ウィンブルドンでのビーナス・ウィリアムズ戦だと言い、「勝負には敗けてしまったが、現在主流のパワーテニスに対して、ネットプレーをミックスした自分の得意とする展開のテニスで対抗することが出来たことが、私にとって忘れられない試合です」と話した。

挑戦への原動力を問われると、「やっぱりテニスが好き、スポーツが好き、それに尽きる」とコメント。「再チャレンジ後はたとえ結果につながらなかったとしても、一つ一つのチャレンジが本当に楽しかった。だからこそ37歳から9年半も続けられたんだと思う」と自身の競技者人生を振り返った。

引退に関して「本当にまだ引退するという実感があるような、ないような複雑な気持ち。ただ、競技者としてテニスコートを去るというのは、本当に寂しいし、残念でならない」と話すと、「最後の有明での試合は、どこまで自分らしさを出せるか分からないが、強い心をもってコートに立ちたいと思っている。多くの人の記憶にとどめていただけるように、頑張りたい」と意気込みを語った。

WOWOWでは、伊達が現役として戦う最後の大会となる「ジャパンウイメンズオープンテニス」を9月11日(月)~17日(日)まで連日放送する。
提供元:CycleStyle

伊達公子、引退発表会見「有明での試合は強い心をもってコートに立ちたい」
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