「JALホノルルマラソン2017」が現地時間12月10日(日)午前5時から行われ、マラソン、10Kラン&ウォーク合わせて3万名を超えるランナー&ウォーカーが一斉にスタートした。
車椅子競技部門含む最終エントリー数は、フルマラソン26,371名(車椅子競技部門10名)、うち日本人は11,727名(車椅子競技部門3名)、10K ラン&ウォーク4,864名(うち日本人2418名)。 フルマラソン男子は、昨年に引き続き、ローレンス・チェロノ(29 歳・ケニア)がコースレコードとなる2時間8分27秒で優勝した。女子は、ブリジット・コスゲイ(23歳・ケニア)が2時間22分15秒のコースレコードで連覇。ケニア勢が圧倒的な強さを見せた。 大会には、フィギュアスケーターの浅田真央と公式應援團のロックバンド「氣志團」のボーカル 綾小路翔も参加。自身初のマラソンに挑戦した浅田は4時間34分13秒、同じく初マラソンとなった綾小路は5時間24分34秒で完走した。 浅田は「完走できてホッとしています」とコメント。「沿道の応援がフィギュアスケートの試合の時みたいにすごくて、それが力になって完走できました。11月以降あまり練習できなかったので、目標タイムだった4時間30分を切ることができず、悔しさはあります。今日の走りに点数をつけるとしたら、目標タイムに届かなかったので85点です」と語った。 車椅子競技部門は、男子が1時間39分24秒を記録した副島正純(47歳・長崎県出身・ソシオSOEJIMA所属)、女子が1時間49分33秒を記録した土田和歌子(43歳・東京都出身・八千代工業所属)が優勝し、それぞれホノルルマラソン通算11回目の優勝となった。 今年から、レースデーウォークに代わる新イベント「10Kラン&ウォーク」も同時開催。36分12秒でゴールするトップランナーもいる中、楽しくウォーキングする家族など様々な人が参加した。また、前日土曜日の朝は、ワイキキホテル街のカラカウア通りを1マイル(1.6km)走るマイルレース「カラカウア・メリーマイル」も開催された。 視覚大会結果 ●フルマラソン総合/フルマラソン男子 ・1位(総合1位)ローレンス・チェロノ(29歳 ケニア) 記録2:08:27(コースレコード) ・2位(総合2位)ウィルソン・チェベト(32歳 ケニア) 記録2:09:55 ・3位(総合3位)ビンセント・ヤトル(28歳 ケニア) 記録2:10:38 ●フルマラソン女子 ・1位(総合6位)ブリジット・コスゲイ(23歳 ケニア) 記録2:22:15(コースレコード) ・2位(総合8位)ナンシー・キプロプ(38歳 ケニア) 記録2:29:16 ・3位(総合10位)ジョイス・チェプキルイ(29歳 ケニア) 記録2:33:18 ●フルマラソン日本人トップ ・男子 総合7位/男子7位 谷本啓剛(32歳 千葉県柏市 ウェリントン・スコティシュ所属) 記録2:29:07 ・女子 総合16位/女子5位 吉冨博子(33歳 佐賀県 メモリード所属) 記録2:40:13
提供元:CycleStyle
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