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ホンダ、大型船外機BF250の後継機を日本初公開…ジャパンボートショー2018

ホンダは3月8日に横浜市で開幕したジャパンインターナショナルボートショー2018で大型船外機『BF250』の次期型を日本初公開した。ホンダ初となる電子リモコンの採用や新しい外観デザインを採用したのが特徴。日本では2018年12月の発売を予定している。

3.6リットルV型6気筒エンジンを搭載する「BF250A」は2011年に販売を開始し、その後継機となる「BF250D」は2018年2月にアメリカで開催された国際ボートショーで世界初公開された。

BF250Dの開発責任者を務める本田技術研究所の井手真一主任研究員は、3月8日のプレスカンファレンスで「開発にあたり日本や世界各国の市場を見て回る中でお客様のご要望やライバルメーカーの攻勢を肌で感じ、新型の開発コンセプトとしてストレスなく快適に使って頂くために電子リモコンモデルの投入や、評価頂いているエンジンやギアケースの信頼性をさらに盤石とするためにもメンテナンスや耐食、防水性能の向上の2つをメインに進めてきた」と明かした。

このうち電子リモコンについては「新開発の電子スロットルやシフトの採用により、拡張性や信頼性、便利機能の充実を図った。船外機は4基まで、リモコンは2基まで簡単に増設可能、船外機を多数搭載しても楽々操作が可能で、またリモコンの底をフラットな設計にしたので、漁船の巻き上げ機の近くであるとか、プレジャーボートのお客様の多様な用途に応じてどこでも簡単に設置が可能になっている」とした。

また「ディスプレーなどの通信に用いられる業界規格のNMEA2000の通信ラインに加えて、ホンダ独自の通信ラインを新規に追加し、万が一の故障にも双方がバックアップとなるような仕組みを構築している。センサー類も複数搭載し、仮に一つ故障しても継続使用可能なよう設計している。船外機を多数搭載した際に気になるそれぞれのエンジン回転数を同期させるシンクロ機能やまたボタン一押しでエンジン始動停止が可能となるワンプッシュスタート機能も新たに準備した」という。

一方、メンテナンスに関しては「燃料の各フィルターはメンテナンスしやすい位置に配置し、短時間で清掃や交換が可能。またエンジンを冷却する水通路や、高温となる排気通路は大変腐食にとって厳しい環境になるが、その通路を構成するアルミ部品において腐食の原因となる銅や鉄分を可能な限り取り除いた新しいアルミ材を採用。さらにボルトに関して耐食性を担保する亜鉛ニッケルメッキを下地に、耐傷付き性を確保する強固な樹脂コートを施した」と井手主任研究員は解説。

デザイン面では「現状のV型を進化させたプログレッシブVフォルムとし、よりアグレッシブで力強いスタイリングとした。またブランクとのツートーンやメッキパーツにより高級感も合わせて演出している。カバーは樹脂の一体構造とし、変形に強くしたことで防水性を飛躍的に向上した。カラーはホンダマリン伝統のアクアマリンシルバーに加えて、グランプリホワイトを加えた2色を準備した」とのことだ。
提供元:Response

ホンダ、大型船外機BF250の後継機を日本初公開…ジャパンボートショー2018
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