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「デス・パレード」アフレコ取材 立川譲監督、前野智昭さんが見どころを語る

2015年、マッドハウスによるオリジナルアニメ『デス・パレード』が日本テレビにて放送スタートする。本作は、2013年に文化庁の若手アニメーター育成プロジェクト「アニメミライ」で制作された『デス・ビリヤード』をテレビシリーズ化した作品だ。監督は引き続き、立川譲さんが担当する。
基となった『デス・ビリヤード』は、死後の不思議な世界を描いた作品だ。突如謎のバーに連れて来られた青年と老人が、バーテンダーから言われるがままに“命を懸けた”ビリヤードの勝負を繰り広げる。人間の真相に迫る描写と、視聴者の想像力へ仮託する“リドル・ストーリー”で話題を呼んだ。そんな作品の評価が、今回のテレビシリーズ化につながった。

来年の放送に向けて、制作も着々と進んでいる。11月中旬には都内スタジオにて第1話のアフレコが行われ、収録後には合同取材が行われた。立川譲監督、デキム役の前野智昭さんが、作品に対する想いを語ってくれた。

立川監督と前野さんは、それぞれ『デス・ビリヤード』から続投となる。念願のシリーズ化について立川監督は、「もともとシリーズ化に向いていると思っていました」としたうえで「素直に嬉しかったです」と喜びを語った。一方、前野さんも「テレビシリーズ化したら良いなと思っていました。それが実現して、なおかつキャストが変わらなくてよかったです(笑)」と率直な感想を語った。

前野さんが演じるデキムは、バー「クイーン・デキム」のバーテンダーであり、命をかけたゲームの進行役である“裁定者”という役どころ。アフレコ直後の感想を前野さんは「基本的には淡々とした話し方ですが、節も必要になる。当時と同じ感覚で臨みました」と話した。だが、「当時のように低く落ち着いたトーンでやろうとしたら、音響監督からキーが低過ぎると指摘されてしまいました。この二年で声が低くなっているんだな、と驚きました(笑)」と自身の声の変化に戸惑いがあったという。

気になるのは、本作が基である『デス・ビリヤード』に対し、どのような位置づけにあるのか、ということだ。立川監督は「人物、世界観は一緒です。物語が進むにつれて、前作では謎だった部分が明らかになっていきます」と語った。さらにデキム以外にも裁定者が登場するという。前作ファンには嬉しい内容となりそうだ。
また、画作りに関しては「アニメチックなところもありますが、基本的には実写寄りで、カメラ・レンズで撮ったかのような画面構成をしています」と語った。前作同様に作画や映像のクオリティにも期待できそうだ。

最後にそれぞれ見どころを語ってくれた。前野さんは「絵のクオリティが凄かったです。それに負けじと、デキムの存在感が示せるような芝居をしたいです。どうぞお楽しみに!」とアピールした。
一方、立川監督は、「『デス・ビリヤード』は、簡単には忘れられない、心に刺さるような作品にしたいと思ってつくりました。今回もそのスタンスは変わっていません。バラエティに富んだゲームがたくさん登場して、様々な人間ドラマも展開します。是非お楽しみに」と自信を見せていた。

『デス・パレード』
[スタッフ]
原作・脚本・監督: 立川譲
制作: MADHOUSE

『デス・パレード』公式サイト
http://www.ntv.co.jp/deathparade/
(C)立川譲/「デス・パレード」製作委員会

「デス・パレード」アフレコ取材 立川譲監督、前野智昭さんが見どころを語る
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