米国の『ワーズオートワールド』誌は12月10日、「10ベストエンジン2015」のひとつに、BMW『i3』のEVパワートレインを選出すると発表した。

10ベストエンジンは1995年から開催。「エンジンオスカー」と称されるように、エンジン性能に着目して優秀な10台を選ぶ賞で、エンジンのエンターテインメント性や環境性能に的を絞って、同誌の編集者がエンジン10機種を選ぶ。

選考条件は、2015年3月まで米国市場で継続して販売されること。また、車両価格は6万ドル（約710万円）以下に限定される。よって、フェラーリやランボルギーニ、日産『GT-R』などのスーパーカーは除外された。

10ベストエンジン2015のひとつとして選ばれたのが、BMW i3のEVパワートレイン。127kWのモーターを核にしたシステムが、今年の10ベストの中の唯一のEVとして選出されている。

『ワーズオートワールド』誌のドリュー・ウインター編集長は、「我々は自動車業界全体のパワートレインの研究に、多くの時間を費やしてきた。だからこそ、今年の10ベストには自信がある」とコメントしている。