埼玉県は、11月3日、県民にさまざまなロボットとの触れ合いを提供し、理解と親しみを深めてもらう新たなイベント「ロボットSAITAMA2015」をウェスタ川越にて開催する。PepperやMANOIなど約20体のロボットが集結するほか、ワークショップなどの企画が行われる。

　ロボットSAITAMA2015は、埼玉県産業労働部産業支援課が平成26（2014）年度より推進している「先端産業創造プロジェクト」事業の一環として開催されるもの。ロボットの技術開発や産業を振興し、社会や暮らしにさまざまなロボットを普及させることを目的に、子どもから大人まで楽しむことができるロボット展示やワークショップ、デモンストレーションを行う。

　当日は、埼玉県内の企業およびロボットに注力する企業が開発した、産業用ロボットや福祉・農業分野で活躍するロボットなど約20体のロボットを一堂に集めて展示するほか、ステージイベントとして感情認識パーソナルロボット「Pepper」（ペッパー）やアスリートヒューマノイド「MANOI」（マノイ）によるデモンストレーションが行われる。

　また、プログラミングの基礎が学べる体感型教育用ロボット「Romo」（ロモ）を使ったワークショップや、モビリティロボット「UNI-CUB」（ユニカブ）の乗車体験を開催。ワークショップは当日受付で誰でも無料で参加することができる。

　そのほか、暮らしや仕事に役立つロボットのアイデアを募集する「ロボットアイデアコンテスト」で10月12日までに寄せられたアイデア2,168点の中から入選作品に選ばれた1,000点を展示。知事賞、コバトン賞の受賞者は当日会場にて上田知事が表彰を行う。

◆ロボットSAITAMA2015
日時：2015年11月3日（火・祝）10:00～16:00
会場：ウェスタ川越 1階多目的ホール（埼玉県川越市新宿町1-17-17）
入場料：無料
申込：不要
※ワークショップは当日受付、無料参加。ただし、希望者多数の場合参加できない場合あり