12月17日(木)、都内・アニメイト池袋本店にて国内最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2016」のプレゼンテーションが開催された。「AnimeJapan 2016」は、日本最大級のアニメイベントとして、2016年3月25日(金)から27日(日)までの3日間、東京ビッグサイトにて開催される。キャッチコピーに「アニメのすべてが、ここにある。」と掲げるように、エンターテイメントだけでなく、ビジネス活性化の場も提供する。
「AnimeJapan」は2014年に初開催され、前年度は3日間約12万2000人の来場者数を記録した。年々規模が大きくなっており、3度目となる「AnimeJapan 2016」も大きな注目を集めそうだ。
「AnimeJapan 2016」は、一般のアニメファンが楽しめる「メインエリア」と、ビジネス目的の「ビジネスエリア」に分け、メインエリアは26日(金)・27日(日)、ビジネスエリアは25日(金)・26日(土)の開催となる。

一般のアニメファンにとって大きな目玉となるのは、新作アニメの発表会やトークイベント、ライブが行われるステージプログラムだ。プレゼンテーションでは、ステージプログラムのラインナップが明かされた。
『くまみこ』、『コンクリート・レボルティオ～超人幻想～』、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』、『ハイキュー!!』など人気作のステージのほか、「声優ドリームオーディション」、「第2回アニラジアワード」など各種アワードを開催する。この日は一部のみ公開で、そのほかのプログラムは順次発表予定だ。

また「AnimeJapan 2016」は、前年度の施策を踏襲しつつ、新たな試みにチャレンジする。飲食エリア「フードパーク」が会場に初展開される。こちらはアニメ作品とコラボしたオリジナルフードメニューの企画も行い、『おそ松さん』の「六つ子おでん」、『血界戦線』の「ジャック＆ロケッツ 特製ハンバーガー」、『WORKING!!』の「ワグナリアの北海道カレー」などを提供予定。そのほかにも新メニューを検討中とのことだ。
さらに2015年ではいち施策として実施された「ファミリーアニメ」が、「AnimeJapan 2016」では、独立した別催事として開催される。アニメキャラクターによるステージショーや、アニメ制作を体験できるワークショップのほか、フードパークを展開する。子どもだけでなく、その保護者も無料で入場することができる。

そのほか「AnimeJapan 2016」では、さまざまな施策でイベントを盛り上げる。クリエイションエリアでは、現場のスタッフから直接アニメ制作のアドバイスをもらえる「クリエイター体験講座」や、原画や美術など制作資料を展示する「Production Works Gallery」を実施する。
さらにスピンオフ企画として、会期中ふたつのアニソンイベントをディファ有明にて2日間開催する。3月26日(土)にアニソンクラブイベント「AJ Night 2016」、3月25日(金)に『アニソン CLUB!』を開催する。

最後は各プロデューサーからイベントへの意気ごみが語られた。「AnimeJapan 2016」　総合プロデューサーを務める、アニプレックスの高橋 祐馬氏は「各業界の力を借りつつ、『アニメのすべてがある場所』を目指しつくっているイベントです。来ていただくみなさんが楽しめるように、残り3ヶ月間がんばってつくっていきたいです」と意気ごみを語った。

AnimeJapan 2016
会場 ： 東京ビッグサイト　
東展示棟 1-6 ホール [メインエリア]　会議棟1F レセプションホール [ビジネスエリア]
メインエリア会期 ： 2016 年3 月26 日(土)・27 日(日) 10:00～17:00
ビジネスエリア会期： 2016 年3 月25 日(金)・26 日(土) 10:00～17:00
主催 ： 一般社団法人アニメジャパン