米国の『ワーズオートワールド』誌は12月10日、「10ベストエンジン2016」に、BMW『3シリーズ』の3.0リットル直6ターボエンジンを選出すると発表した。
10ベストエンジンは1995年から開催されており、今年が22回目。「エンジンオスカー」と称されるように、エンジン性能に着目して優秀な10車種を選ぶ賞で、エンジンのエンターテインメント性や環境性能などに着目して、同誌の編集者が10エンジンを選出する。 選考条件は、2016年3月まで米国市場で継続して販売されること。また、車両価格は6万1000ドル(約740万円)以下。よって、フェラーリやランボルギーニ、日産『GT-R』などのスーパーカーは除外される。 10ベストエンジン2016のひとつに選出されたのが、改良新型BMW『3シリーズ』の「340i」に搭載される3.0リットル直列6気筒ガソリンターボ。340iが、BMWの新世代直列6気筒エンジンを搭載する最初のモデル。軽量なアルミ製エンジンで、BMWは新モジュラー「エフィシエントダイナミクス」エンジンファミリーと呼ぶ。 排気量は従来の「335i」と同じ3.0リットルで、ターボで過給。最大出力は326hp/5500-6500rpm、最大トルクは45.9kgm/1380-5000rpm。パワーとトルクは335iに対して、20hp、5.1kgm上回る。 340iはセダンの8速ステップトロニックの場合、0-100km/h加速は5.1秒、最高速250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを実現。それでいて、欧州で重視されるCO2排出量は、335iに対して10%以上改善している。
提供元:Response
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