アートcare『「木」を書く――字を書くことから見えてくる”わたし”』

アートcare『「木」を書く――字を書くことから見えてくる”わたし”』
２月17日（木）14:00-17:00
今回のアートcareのセッションでは書家の華雪さんを特別なゲストとして呼び、身体から発信する「書」のワークショップを開催します。
書家の華雪は、漢字の象形や意味と丁寧に向き合いながら、その時々の思いを一文字の漢字に重ねて書くことで、作品制作やワークショップを行っています。一文字の漢字を書く表現方法は「一字書」と呼ばれます。数十秒で書き終わる「一字書」には、短い時間で行われるからこそ、そこには書き手の“いま”が、字のかたち、線の筆圧や抑揚、墨の濃淡、紙の余白として現れます。また、制作の中で何度も同じ一文字を書くことで、自分がなにを表したいのかを思い考え、捨てたり残したりを繰り返しながら 、自分の“いま”を留める一枚をつくりあげます。今回の一字書ワークショップでは、「木」を取り上げます。その字のなりたちと意味について学び、自分の中にある「木」のイメージを思い返したりしながら、そこで思い浮かんだことや感じたことを「木」の一文字に表してみましょう。

このワークショップは2回行います。次回は3月2日に予定しています。ご興味がありましたらぜひ3月もご参加ください！

対象：小学生以上であればどなたでも。英語、中国語対応可能。もちろん発達障がい、知的障がい、精神障がいを持つ方、不登校の方、ひきこもりの状態である方、子どもも大歓迎！
定員：9名（要予約・先着順）
料金：¥200（墨代）
持ち物：書を書くに使いたい紙（お持ちの方のみ）
予約方法： Googleフォーム　https://goo.gl/forms/0BNaEX7KFeCyGvJe2
お申し込み締め切り：2月7日（木）まで

アートcareについて
kosatenではこれまでアートアトリエを定期的に開催してきました。そのなかの2つのプログラム、アートセラピーと自由に表現できるオープンアートのよいところを合わせて、去年から「アートCare」というシリーズを行いはじめました。アートセラピーや美術史を勉強してきた方、発達障がい・知的障がいなどを持つ方と活動している方がチームを組んで、心のケア、相手のケアを大事にしながら、内包する想像力を引き出す時間を隔月で開催します。