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〓被害者支援と整合性のある加害者更生支援を目指す.〓
DV防止法の施行以後、精神科クリニックや相談室に来所するDV加害者が増えており、加害者の心理療法の方法論に関する研修の必要性が高まっています。しかし、加害者は言い訳や自分の考えの正当化などにより変化しにくく、臨床家にとって独特な困難を感じさせます。 この研修会では、DV克服を目指す男性の変化を、丁寧に、そして徹底して促進するための有効なアプローチを提供してきました。関心のある方のご参加をお待ちしております。 ♪ ♪ ━━━━━━ 【今回の内容:加害者の『偽りの洞察』を発見し、上手に対応する】 DV加害者の面接では、一見、洞察が進んで、問題への理解が深まっているように思えながら、本当は逆方向に進んでいる、という事態がしばしば起こります。例えば、カウンセラーによる指摘を「ああ、それは妻から以前、言われていました」という応答です。背景には、彼らが巧みにこちらの変化への働きかけをかわす意図が隠されています。この研修会では、加害者に対応する際に心理臨床家が注意すべき『偽りの洞察』を複数紹介し、そのカラクリを解明します。そして、彼らの意図を見抜き、彼らの言動を利用して返し技を仕掛ける面接スキルを、デモンストレーションを交えて紹介します。 ━━━━━━ 〔講師〕草柳和之(大東文化大学非常勤講師、他) 〔参加費〕予約3,000円(当日=3,500)、初回参加の方・予約2,000円(当日=2,500円) 〔会 場〕草柳ワークルーム(JR池袋駅北口10分)⇒参加申込みの方へ、個別にお知らせします. 【予約申込:東京加害者臨床研究会事務局】 メンタルサービスセンター内 〒176-8799 練馬郵便局留 Tel.03-3993-6147/070・5016・1871 http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/ ※電話連絡の後に、参加費の振込みをお願いします。 ※主催者都合の不催行を除き、納入額の払い戻しは致しかねますことを、ご了承ください.■振込先 [みずほ銀行 桜台支店 (普)1438903 名義:メンタルサービスセンター 草柳和之] ※この研修会の性質上、DV加害経験のある方のご参加は、ご遠慮いただいております。 ♪ ♪ 《講師紹介: 草柳和之》 ●メンタルサービスセンター代表・カウンセラー.大東文化大学非常勤講師.日本カウンセリング学会東京支部会・運営委員.長年,DV被害者支援の相談活動に携わり,離婚裁判の意見書執筆をはじめとした被害者の裁判支援にも意欲的に取り組む.同時に,我が国で初めてDV加害者更生プログラムの体系的実践に着手,臨床と研究を重ねて20年あまりにおよぶ.その活動は新聞・TV・雑誌等を通じて広く紹介される。人権教材《DVカルタ》の製作者。 ●著書に『ドメスティック・バイオレンス』(岩波書店),『DV加害男性への心理臨臨床の試み-脱暴力プログラムの新展開』(新水社)他,多数. 家庭裁判所・国の研究機関・自治体・弁護士会・大学・学会等から,幅広く講演や研修会の依頼を受けており, その優れた研修指導は多くの人々から支持されている. 長年のDV問題の先駆的取り組みが評価され、社会貢献支援財団より、平成27年度社会貢献者表彰を受賞した。日本カウンセリング学会認定カウンセリング心理士. NLPマスター・プラクティショナー.
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