既存の空間やシステムに介入し、その在り方を一時的に変容させる美術作品や音響パフォーマンスを生み出す今尾拓真(1992-)。建物に備え付けられた空調機器を使って音を鳴らす《work with》シリーズは彼の代表作です。清須市はるひ美術館の建造物全体や美術館という...
伝統の技とスタイリッシュなデザイン
これは脈々と続くものづくりの心です。守り伝えるだけでは伝統とはならず、幾重に重なるチャレンジが未来の可能性を引き出します。作り続けることで磨かれる技と、考え抜くことで輝くデザイン。日本に息づく工芸の今を、奈良大...
本年50周年を迎える群馬県立近代美術館の、幅広い分野にわたる所蔵作品のなかから、日本の近代洋画と西洋近代美術のコレクションを取り上げ、代表的な作品約100点をご紹介します。
*本展会期中(4/20~6/23)、本展と群馬県立館林美術館の「シンフォニー・オブ・ア...
本展は20万点を超える世界最大のボタニカル・アート・コレクションを収蔵する英国キュー王立植物園の協力のもと開催されます。世界に先駆けて近代化を進めた英国は世界各国で植物を発見し食材として求め輸入しました。最初は珍しさを植物画に記録し、それが研究や鑑...
“イリュストラシオン”とはフランス語で「挿絵」を意味します。
ミュシャは生涯に250冊以上の書籍や雑誌に挿絵や作品が掲載されました。彼の画家としてのデビューは挿絵の仕事から。ポスター画家としてパリで一世を風靡する前から書籍や雑誌の挿絵を描くことで生計を...