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今回も前回に続きデータベースネタです。データベース市場は今も拡大していますが、その中でIoT時代の波に乗りセンサーデータを効率良く蓄積するデータストアとして台頭して来たのがNoSQLデータベースです。NoSQLの特徴の一つは従来のリレーショナルモデルを採用していないことですが、様々なデータ形式を効率良く管理するにはリレーショナルモデルでは限界があり、用途、目的に合わせて新たなデータモデルが幾つか登場して来ました。今回はこのデータモデルの観点からそれぞれの代表的なデータベースシステム製品を取り上げてご紹介します。
○ テーマ1 : 「OSSのカラム型データベースエンジン MariaDB ColumnStore」 ~ ビッグデータ分析などに適した大規模並列処理に対応するデータベースエンジン ~ 昨今のDWHやビッグデータといえば、ログ分析だけでなくIoTの絶え間なくやってくるセンサ情報の分析などが思い浮かびます。そのような環境下で出てくるキーワードのひとつとして、カラム型データベースがあります。高価な市販データベースではなく、OSSのカラム型データベースの実力とはいかに? 講師 : 齋藤 宏典 様 株式会社インサイトテクノロジー ○ テーマ2 : 「MongoDBの基本」 ~ 最も注目度が高いNoSQL(“not only”SQL)データベース ~ もはや枯れた技術の一つとなったMongoDB。自分で使うだけでなく、ミドルウェアやサービスに組み込まれることも多くなり、間接的に利用する機会も増えてきたことでしょう。そんな当たり前となったMongoDBの基本を、「RDB技術者のためのNoSQLガイド」の著者である渡部様に説明して頂きます。 講師 : 渡部 徹太郎 様 クリエーションライン株式会社 コンサルタント ○ テーマ3 : 「グラフ型データーベース Neo4j」 ~ 世の中はグラフで出来ています。ホワイトボードフレンドリーなDB ~ パナマ文書の解析に使われたことでNeo4jを知る人は多くなりました。人々の関係を始め、配送の最短経路問題、クレジットカード不正利用のリアルタイム検知などなど既に多くの企業の重要なところに使われています。RDBを使った既存業務に追加して使うだけでも斬新な切り口でのビジネスが可能になります。SQLとは違うCypher(Graph Query Language)のめちゃ分かりやすい表現は必見。GraphConnect Europe 2017(5/11 ロンドン)の話題もお届けする予定です。 講師 : 案浦 浩二 様 Neo4jユーザーグループ 株式会社UTI Chief Technology Officer ○ 事務局からのご案内 ○ 名刺交換会・懇親会 *講師、テーマの詳細は変更されることもございます。 イベント参加者募集中
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