第401回企画展 
高野萌美展「Landscapes of an Imploding Self 内爆する風景」

第401回企画展 
高野萌美展「Landscapes of an Imploding Self 内爆する風景」

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スケジュール
2017523()28() 09:4018:00 終了しました
場所・住所
岩崎博物館(ゲーテ座記念)  神奈川県 横浜市中区 山手町254
高野萌美展 「Landscapes of an Imploding Self 内爆する風景」


日時:2017年5月23日(火)~5月28日(日)
   9:40~18:00(入館は17:30まで)

入館料:大人 300円、小・中学生 100円

会場:岩崎ミュージアム
横浜市中区山手町254
http://www.iwasaki.ac.jp/museum/index.html



 5月末に展示の機会をいただきました。4月から新しい環境で動き、ある人にとっては心身共に変化を感じる時期かもしれません。そのような時に横浜山手の丘へやって来て、アートを見ることはどのような経験となりうるのか、考えてみました。
 
外が気持ちの良い季節だから、屋内では必ずしもその模倣、つまりきれいで心地の良いものを見る必要はない。少し照明を落とした閉鎖空間で、様々な要素が複雑に構成された抽象絵画を前に何か不思議に思ったり、戸惑ったり、でもそのような「感じ」をめいっぱい肯定できるような空間づくりをしたいと思っています。
 
私は現在、木版によるプリントをベースにした絵画作品を作っています。それらは布でできているため刺繍を施したり、しわをつけたり、色々な ことができます。画材も絵具だけではなくクレヨンや木炭やマーカーも使うし、マスキングテープやガムテープでも紙袋の切れ端でも、そのときに良いと思ったものは何でも使います。作り続けることでそこに一貫性やスタイルは見えてくると思います。しかし、たくさんある選択肢の中から、たまたまこの時この画材を 選んで、布のこの位置にマークをつける(=描く)ことは、偶然的であり、恣意性の極みです。「たまたまそこに置いてあったから」という理由で同じ版木を複数の作品で使うこともあります。

 画面上のすべての要素に厳密に説明できる意味はありません。だから作品を何か解くべき問題として難しく考えたり、無理にメッセージを読み取ろうとしたりせず(もちろんそれでも良いのですが)、自分の思考や会話のきっかけとして、この展示を見たという経験を使っていただけると嬉しいです。
高野朋美


高野萌美(Moemi Takano)

1993年 横浜生まれ。

2015年 ロンドン大学ゴールドスミスカレッジファインアートコース卒業。
現在は横浜を拠点に活動。

2017年3月 スプリングバレーブルワリー横浜にて個展開催。

2017年5月 台湾の科元ギャラリーにてYouth Peak-Art New Star展へ参加。
高野萌美WEBサイト http://www.moemitakano.com/

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