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2018年11月13日(火)〜11月16日(金)にインド西ベンガル州のシリグリで開催されるシリグリ国際短編&ドキュメンタリー映画祭で拙作『ぽんぽこマウンテン』『タッチストーン』の2作品が上映されます。
なお、拙作『タッチストーン』はこれまで15分版を上映して来ましたが、今回は新しく10分版を制作して新バージョンでの上映となります。 吉田孝行作品『タッチストーン』 (撮影・編集:吉田孝行/2017年/10分/HD/16:9/カラー&白黒) 日本のとある庭園に置かれている白い色の大きな丸い石。大理石の彫刻作品であり、その上に子ども達はよじ登って遊んでいる。「自ら子ども達のために仕事をする芸術家は、間違いなく普遍的なものにまで達するのだ」というフランスの映画批評家アンドレ・バザンの言葉に着想を得て制作された。本作はまた、アンドレ・バザンが論じた映画と他芸術との美学的共生の可能性を、彫刻を対象として探求した映像作品でもある。 吉田孝行作品『ぽんぽこマウンテン』 (撮影・編集:吉田孝行/2016年/10分/HD/16:9/白黒) 日本のとある公園に設置されている白い色のエア遊具。雪山のようなトランポリンであり、その上で子ども達は、ぽんぽこ飛び跳ねて遊んでいる。曲線のあるユニークな風景の中で、無邪気に遊んでいる子ども達の姿を、動画と静止画の組み合わせで表現したモノクロの映像作品。「子供心を失った者は、もはや芸術家とはいえない」という彫刻家コンスタンチン・ブランクーシの言葉に着想を得て制作された。 【吉田孝行プロフィール】 1972年北海道生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修士課程終了。映画美学校で映画制作を学ぶ。東京フィルメックス2014でアジアの映画人材育成事業「タレンツ・トーキョー」のコーディネーターを務める。ドキュメンタリー専門誌「neoneo」の編集に携わる。共著に『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』(森話社)など。近作『ぽんぽこマウンテン』(2016)が、デトモルト国際短編映画祭、ジョグジャ・ネットパック・アジア映画祭、サラミンダナオ・アジア映画祭など、20か国以上の映画祭や展覧会に選出されている。イラク北部クルド自治区で開催されたスレイマニヤ国際映画祭2017で審査員を務める。世田谷区子ども基金助成事業「子どもドキュメンタリー教室」を主宰。近作『タッチストーン』(2017)が、ジョグジャカルタ国際ドキュメンタリー映画祭、パルヌ国際映画祭、イスタンブール国際実験映画祭などに選出されている。また、2018年秋に開催されるイタリアと韓国の展覧会に出品を予定している。 【Blog】https://note.mu/yoshidafilms 【Twitter】https://twitter.com/yoshidafilms 【Facebook】https://www.facebook.com/yoshidafilms 【Instagram】https://www.instagram.com/yoshidaimages/ 【関連記事1】http://www.rudaw.net/english/culture/03102017 【関連記事2】http://www.cinematoday.jp/page/A0005386 【関連記事3】https://jp.sputniknews.com/opinion/201611042976112/
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