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河鍋暁斎(かわなべ・きょうさい、1831-89)は、6歳で浮世絵師・歌川国芳に学びましたが、9歳で駿河台狩野家に転じて修業し「洞郁陳之」の画号をいただいた狩野派絵師です。そのため作品も、戯画や妖怪画だけでなく、本格的な仏画を数多く描いています。本講演会では、まず、暁斎が描いた仏画の中でも狩野芳崖の「悲母観音像」と比較される「観世音菩薩像」を取り上げて高精細画像でご覧いただくほか、追悼絵である「地獄極楽めぐり図巻」等に込められた想いについて、暁斎が訪れたことのある善光寺の白蓮坊住職・若麻績敏隆氏や、障壁画や挿絵と様々に活躍中の画家山口晃氏ほか仏教家と画家との観点から掘り下げていただきます。
蕨市制60周年記念事業 暁斎連続講演会Part.2「暁斎が仏画に込めた想い」 日時:2019年5月3日(金・祝)13:30開演(13:00開場) 会場:蕨市民会館コンクレレホール チケット:一般1,000円、当館友の会会員800円 チケット販売中: ・「チケットぴあ」http://kyosai-museum.jp/hp/top_page.htm ・窓口・郵送販売:河鍋暁斎記念美術館 http://kyosai-museum.jp ・窓口販売のみ:蕨市民会館、蕨市立文化ホールくるる、戸田市文化会館 プログラム: 第1部 暁斎が描いた「観世音菩薩」 第2部 暁斎が描いた追悼絵Part.2「地獄極楽めぐり図巻」等 講師(敬称略): 金岡秀郎(国際教養大学特任教授) 若麻績敏隆(善光寺白蓮坊住職・画家) 山口晃(画家) 曽田めぐみ(東京国立博物館アソシエイトフェロー) 一ノ瀬修一(アイメジャー株式会社代表取締役) 安村敏信(萬美術屋・北斎館館長) 河鍋楠美(河鍋暁斎記念美術館館長・暁斎曾孫) 本イベント提供者
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