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進路は迷路、迷える若者に迷路の上手な歩き方を教えます!
● 悩み多き青春、その象徴ともいうべきブルージーンズを表紙にあしらった本書は、もともとは本学ホームページで配信中の動画「副学長 國分康孝の談話室」です(http://www.tsu.ac.jp/kokubu/index.html)。 この動画は、日本にいち早くカウンセリング心理学を紹介し発展させてきた國分康孝副学長が、長年の研究成果をもとに、人は「悩み」と向き合いながらよりよく生きるためにはどうすればよいのかについて、様々なエピソードをまじえながら語ったものです。 今回これを、木内秀俊学長の勧めによって、進路や生き方に悩む大学生、高校生向けの内容にアレンジし、『18歳からの人生デザイン』(図書文化社)として本にまとめました。書店には12月から並ぶ予定です。 ● 内容紹介 いかなる人生にもはじめから目的はない、だから目的は自分で決めるんだ。人から奪う人生ではなく人に与える人生を送った人は、本人にも周りの人たちにも、さわやかな死を残すことができるとする第1章。 人生には、努力をしても結果が出るとは限らないこともある。だから、常に結果だけを求めるのではなく、その時その時のプロセスを大事にし楽しむ生き方が、逆に人生を豊かにするという第3章。 人は決して一人では生きられない。社会の中でしか生きられない。人に支えられてしか生きていけない。だから、常に他人に感謝の気持ちを持って生きていくことが大切なのだということを、「おかげさま」という、日ごろ私たちが何気なく使っていることばを通してわかりやすく語った第4章。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最後に、人が生まれて初めて接する他者とは親である。だから、親の喜ぶことを自分の喜びとして共感することができる人、すなわち「親孝行」のできる人は、広く他者に対しても思いやりや慈しみの心を持つことができるとする最終章。 ● 「人はどのように生きるべきか」、「自分らしい生き方ってなんだろう」、「やりたいことがなかなか見つからない」と悩む大学生、高校生の皆さんには、是非とも本書を熟読し、迷路の上手な歩き方学んでほしいと思います。迷える青春に必読の書といえるでしょう。 ● 本書の目次 はじめに 第1章 人生の目的は自分で決める 第2章 人生の幸不幸は自分が呼び込む 第3章 プロセス主義でいこう 第4章 「おかげさま」に気づこう 第5章 リフレーミングができる人間に 第6章 少しでも人の心がわかるように 第7章 人生の事実を受容する 第8章 自己を打ち出す必要性 第9章 自己を開ける人になろう 第10章 行動を起こすためには何が必要か 第11章 いい顔になろう 第12章 責任感を育もう 第13章 暗記のすすめ 第14章 自分を拒否する「敵」への対応法 第15章 先を見ていまを生きる 第16章 自己肯定感を高めるために 第17章 人生の転機を生かそう 第18章 気合い負けしないように 第19章 死に方は生き方 第20章 ABC理論を使って幸福に 第21章 立ち居振る舞いを学ぶ 第22章 アイデンティティを定める 第23章 知識と体験を融合した学問を学ぼう 第24章 親孝行-親の喜びをともに喜ぶ あとがき
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