埼玉県比企郡にあるJAXA地球観測センターは5月14日、施設一般公開を実施する。普段は見ることのできないセンター内の設備が見学できるほか、講演会やこども宇宙教室、画像展示コーナー、工作など、家族で楽しめる多数のベントが開催される。
地球観測センターは1978年10月、地球の環境状態を人工衛星から観測するリモートセンシング技術の確立・発展のため設立された。センター内には3つの巨大なパラボラアンテナのほか、地球観測衛星が観測したデータを受信・記録する設備やデータ処理設備、ADEOS‐IIで運用する衛星間通信に関する施設、展示室などがある。毎年春と秋に内部施設を一般公開し、2015年10月には1,375名が来場したという。 「JAXA研究開発員による講演会」「こども宇宙教室」「特別講演」は定員制で、それぞれ1日2回、各回50席限定で開催する。普段見ることのできない施設を見学したり、設備の説明を聞くことができるほか、さまざまな催しや自由に見てまわれるイベントも多数開催される。 衛星画像の展示コーナーやパラボラアンテナの仕組みを学ぶコーナー、地球環境を考えるコーナーのほか、惑星バスボム作り、かさ袋ロケット作り、ブルースーツの試着体験など、家族で1日楽しめる内容となっている。 なお、当日は東武東上線高坂駅西口より無料送迎バスが用意され、バス利用者にはステッカーがプレゼントされるという。 ◆JAXA地球観測センター「春の一般公開」 日時:5月14日(土)10:00~16:00(入場は15:30まで) 場所:JAXA 地球観測センター(埼玉県比企郡鳩山町) ※東武東上線高坂駅西口より無料送迎バスあり ※駐車場が満車の場合は車両入場制限あり 入場料:無料 イベント内容: JAXA廣瀬史子主任研究開発員による講演会/12:30~、13:30~(各回30分・50席) こども宇宙教室/10:30~、14:30~(各回30分・50席) 特別講演 宇宙 人文学―衛星データで歴史を知る―/11:30~、15:30~(各回30分・50席) 画像展示コーナー 動く衛星画像・パラボラアンテナの不思議コーナー 巨大画像・おもしろ画像展示 とびだすだいち 地球環境コーナー 惑星バスボム作り キッズコーナー かさ袋ロケットを作ろう! ブルースーツを着てみよう! クイズ「ホシモ」に挑戦! 鳩山町物産展 宇宙グッズ販売 紙の宝石「地球観測Jewelry」販売
提供元:リセマム
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