元サッカー日本代表の前園真聖さんは現在、怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」のファシリテーターの肩書きを持つ。
8月30日、アニメーション映画『アングリーバード』の10月1日公開に先駆け、親子向けに試写会が開催。同時に行われたイベント「アングリーバード×アンガーマネジメント 親子で学んで楽しもう!」に登壇した前園さんは、参加した親子たちの“怒りの感情”に関する相談に答えた。 「7時半に出かけるのに、(小学生の息子は)7時半になったらトイレに行く。前から伝えてあるのに、出かけたい時間に出かけられずイライラして、ケンカになっちゃう」 そう嘆くのは、サッカー選手を夢見る息子を持つお母さんだ。前園さんは少年とお母さんに提案した。 「試合前、直前におしっこに行くと試合に出られなくなっちゃう。5分前に行くように心がける。お母さんも(出かける) 10分前くらいに設定を変えてみるとか」 前園さんはファシリテーターの勉強をした時に、「時間の考えが人ぞれぞれ違うことを知った」という。それで少年とお母さんの“時間に対する考えの違い”を指摘した。 また、親子に自身の名刺を渡し、アンガーマネジメントファシリテーターになったことをアピールすることも忘れなかった。 アンガーマネジメントは多くの現場で取り入れられており、「学校現場で子どもたちが受けたり、一般の家庭のなかに入ったり、アスリートのメンタルトレーニングなどにも使われています」と日本アンガーマネジメント協会の安藤俊介代表は説明した。 『アングリーバード』は10月1日から全国の劇場で公開予定。
提供元:CycleStyle
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