9月15日から開催中の東京ゲームショウ、インディゲームコーナーのMuse Gamesでは、PC/Mac/Linux向けに発売中で、PS4版の開発も行われている『Guns of Icarus Online』の、予約販売受付中のDLC『Guns of Icarus Online: Alliance』が実際にネット対戦可能な状態で出展されていました。
『Guns of Icarus Online』は、文明が一度崩壊した世界を舞台に、1つの飛空艇を最大4名のプレイヤーで役割分担・協力して運用し、他のプレイヤーたちの操る船と戦う、スチームパンクな世界観を持つ飛空艇フライトゲーム。ブースには本作の開発運営を担当しているMuse GamesのCEO、Howard“Bubbles”Tsao氏がおり、今後のゲームの予定について、幾つかのお話を伺うことができました。 Howard氏は本作で9月20日に行われるアップデートにて、ついにファン待望の「“BOTによって操舵される船”と対戦する機能」が実装されることを筆者へ明かしてくれました。本作には空席や一時的なAFK状態となった“ガンナー”“エンジニア”の各プレイヤーを代行するBOTはかねてより存在しており、たとえ人数がある程度不足していても十分なプレイが行えます。ですが、船の中枢、操舵を担当する“キャプテン”についてはBOTによる代行が行えず、人数待ちなどの手間だけでなく、本作が対人戦であることを余儀なくされていました。 本機能は今のところ初心者である“ノービス”階級向けのマッチ限定ですが、後に全てのプレイヤーへと開放されるとのこと。全てのプレイヤーに本機能が同時に実装されない理由は、Howard氏曰く「熟練者と十分に戦えるBOT船長の構築に時間がかかっているため」だそう。更に、このアップデートでは新モード“Skyball”が実装されます。このモードは飛空艇を用いて、ボールを奪いあいゴールへと運ぶサッカーやアメフトのようなモードである模様。今後のアップデートとしては、コントローラーに完全に対応した新UIなどがあるようです。 Howard氏は、また、本作のDLCである、完全なCo-opゲームプレイに特化した新モードと船・武器、専用のファクション機能を追加する『Guns of Icarus Online: Alliance』のオープンβテストが10月末より開始となることも明かしてくれました。こちらは先立って行われたオープンαテストと異なり、基礎部分が完成した上でのものとなるため、期間制限やデータワイプもなく、『Guns of Icarus Online: Alliance』の予約購入者全てが、正式発売まで先行で同作をプレイできるものとなる模様。同DLCの発売予定については2017年1月から2月を予定しているとのことです。 TGSへの出展ということで、日本展開についても気になる所ですが、なんと近日、公式サイトが日本語化されるそうです。ゲーム本体の日本語化については長い時間をかけて技術的なハードルを一つ一つ解決している最中とのこと。 『Guns of Icarus Online』はPC/Mac/Linux向けにSteamにて980円にて販売中です。PS4版の発売予定は未定となっています。『Guns of Icarus Online: Alliance』の発売予定日は2017年1月から2月を予定しており、Steamにて1,480円にて予約販売受付中です。
提供元:Game*Spark
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