神奈川県厚木市に本社を構える京商は「全日本模型ボビーショー2016」に一味違ったドローンを出展した。その名は「ドローンレーサー」で、レースをする目的のために開発したもので、11月25日から販売を開始するという。
京商と言えば、ラジコンのレースを手がけている企業で、その種類も車をはじめ、ボート、ヨット、ヘリコプター、飛行機などさまざま。もちろん、そのレースのための商品も製造、販売している。 「ドローンでも同じようにレースをできないかと考え、そのためのドローンをつくったわけです。しかも誰でも気軽に楽しめるようにと、2万6000円とお求めやすい価格にしました」と同社関係者は話す。 大きさは全長302mm、全幅300mm、全高65mm、重量約130gと小型で、通常のドローンと大きく違うところがある。それは、飛行高度が35cmあるいは60cmと超低空飛行しかできないということ。 操縦は機体安定性を高める超音波センサーを搭載しているため、非常に簡単だという。ワンタッチ操作でテイクオフから自動ホバリングするので、煩わしいフライト技術を習得する必要もないそうだ。「ラジコンヘリの操縦できない私でも、これはすぐに操縦することができました」と同社関係者。 同社では9月24日から予約キャンペーンを行っているが、すでに多くの注文が入っているそうで、11月の全世界同時販売に向け10月から本格生産を開始する予定だ。
提供元:Response
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