TRFリーダーのDJ KOOさんが11月10日、東京・中野で同日から始まった野外グルメイベント『an まかないフェス』に登場。過去のアルバイト体験を打ち明けた。

まかないフェスは、アルバイト求人情報サービスのanが開催する“まかない飯”だけを集めたイベント。会場には話題のお店が15店舗もそろい、アルバイトたちに用意されるまかない飯を特別にワンコイン（税込み500円）で提供してくれる。

TRF加入以前は多くのアルバイトを経験したというKOOさん。この日は吉祥寺に本店を構える赤身肉専門店『肉山』のキッチンカーで久しぶりのアルバイト。

DJ KOOさんがアルバイト体験
「肉山のまかない29カレー」の売り子として、お客さんから注文を受けて会計する。「カレー1丁入りましたー！」など威勢のいい声を張り上げるKOOさんは、短い時間ながらも接客を楽しんだ。


アルバイトを終えて「お客さんを目の前にやりとりするのは気を使っちゃいますね」と苦笑いして、「喫茶店でバイトをしていたときがあって、まかないが出てくる。それがスゴく美味しい。（メニューを）3つから選べるのが楽しみでした。お客さんに出すものと違うものを食べる特別感がありました 」と若き日の自分をささえてくれたまかない飯を振り返る。

これまで経験したアルバイト先は、キツかった思い出があるのは寿司屋と話すKOOさん。

「親戚のお寿司屋さんだったのですが出前のバイトをやっていたのですが、迷子になっちゃう。学校の休みのときだけだったのですが、お寿司は早く持っていかないといけないじゃないですか。それで怒られたりもしました。そういう体験があるので、（自分で頼んだ）出前が遅いときは文句が言えなくなりました」

DJ KOOさんがアルバイト体験
また、TRF以前のDJ時代ではバブルが弾けて苦しいときもあり、「そういうとき掃除屋さんのバイトとかしていました。結婚していたんですけど、日雇いでビルの清掃とか夜中にガラス拭きとかをやっていました。TRFに入る前だったんですけど、DJってちょっとカッコ良い商売だから、苦しいときは他の人に見られたくないなって。そのおかげで体力がつきました」とはにかむ。

最後にTRF加入直前のエピソードも打ち明けた。工事現場の仕事で爪をぶつけて青くなってしまったが、TRFをプロデュースする小室哲哉さんに会いに行くことになった。

「恥ずかしくて、それを隠しながら小室さんと面接をしました」

『an まかないフェス』は中野セントラルパークで11月10日～11月13日に開催。期間中はメインステージにゲストを招いたトークショーやライブパフォーマンスも行う。