箱根駅伝三連覇と大学駅伝三冠を成し遂げた青山学院大学の陸上競技部(長距離ブロック)が、1月7日に東京・渋谷で優勝パレードを実施しました。
パレード前にセレモニーを行ったのは渋谷駅前のハチ公前広場。普段でも多くの人でにぎわいますが、箱根路を駆け抜けた青学ランナーを見ようと幾重もの人垣が…。 約1時間前には、徒歩10分ほどの場所にある同大学青山キャンパスで箱根駅伝報告会が行われていました。 ●青学、箱根駅伝優勝をキャンパスで報告…選手たちの言葉 報告会は事前の告知で知ったファンが大勢集まりましたが、ハチ公前広場はたまたま通りかかった人も箱根駅伝で優勝した青学がこれからパレードすることを知ると、「え!見たい!」と足を止めるため、報告会とは比べ物にならないほどの人だかりに。 選手が来ているのですが… セレモニーで選手たちが来ても、人が多すぎてほとんど見えません。陸上競技部の原晋監督が何かしゃべっているようですが、マイクの音も周囲の喧噪でかき消されてあまり聴こえません…。 「サンキュー大作戦」を成功させた原晋監督 人垣の前方ではスマートフォンやiPadなどで撮影している人がいるので、そのディスプレーを望遠レンズで狙ってみました。全体の雰囲気が少しわかりました。 やってみるものですね セレモニーも終わり、いよいよパレードの開始です。ハチ公前広場をスタートして、渋谷センター街入り口~マクドナルド・ABCマート交差点間を歩きます。誘導されてスクランブル交差点へ向かう選手たち。 しかし、かろうじて人の頭の向こうに優勝旗が見えるだけなのでした…。 選手たちの手が見えました あ、撮ってる 3年連続で2区を走った4年・一色恭志選手(区間3位)もパレード前に「普通に考えても渋谷でパレードってすごいよね笑」とツイートしていましたが、本当にすごいことです。 初優勝の2015年と二連覇目の2016年のパレードは、同大学相模原キャンパスのある神奈川県相模原市の淵野辺駅周辺で行っていましたが、3年目で青山キャンパス最寄りの渋谷駅周辺になりました。 パレード後、4区を走った2年・森田歩希選手(区間2位)は「かなり良い経験でした」、6区を走った2年・小野田勇次選手(区間2位)は「怒涛の1日でした!」と報告しています。 7区を走った3年・田村和希選手(区間11位)は「皆さんからの熱いエールのおかげもあり前へ進んでいけそうです!最高の4年目にするぞ!」と意気込みをつづっています。 青学大陸上競技部(長距離ブロック)のツイッターでも、 「渋谷でパレードなんて普通では考えられないことですが、たくさんの人に祝っていただき、感謝の気持ちでいっぱいです!」と喜びの声が書かれていました。 怒濤のパレードを終えた選手たち。2017年箱根駅伝出走メンバーからは4人の4年生が次のステージに旅立ちますが、最後の箱根駅伝でまたひとつ良い思い出ができましたね。
提供元:CycleStyle
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