フランスのパリが2024年オリンピック・パラリンピック開催地に。地元パリのみならず、都内のフランス大使公邸でも祝賀行事が行われ、ローラン・ピック駐日フランス大使や小池百合子・東京都知事が100年ぶりの五輪開催決定を祝った。
9月13日(日本時間14日)にペルーのリマでIOC(国際オリンピック委員会)総会が開催され、2024年にパリが、2028年に米国ロサンゼルスが開催地として正式に決定した。 この日配布された資料を見ると、西洋史の中で開催されるスポーツイベントであることがうかがえる。オリンピックパークはエッフェル塔周辺。アーチェリーはナポレオンの眠るアンバリッド廃兵院。フェンシングとテコンドーはグランパレ。ボクシングとテニスはローランギャロ。 開会式と陸上競技はサッカーワールドカップ決勝の舞台ともなったサンドニのスタッド・ド・フランス。自転車ロードレースはやはりパリ五輪のメインイベントで、ツール・ド・フランスと同様にシャンゼリゼにゴールするようだ。 フランスのカンヌに所属していたバレーボールの江畑幸子選手が乾杯のあいさつ パリの前大会となる2020年東京大会のホストを務める小池知事は、「2020年まであと3年。私たちの経験をパリにもたらせるように東京も着々と準備を進めていきたい」とエールを送った。 6月に赴任したばかりのピック新大使は、「オリンピック精神を改めて確認し、分かち合いの精神を世界にアピールする機会となる。地球温暖化防止のパリ協定でフランス政府が示したものを順守して世界的なスポーツイベントを成功させたい」と語った。
提供元:CycleStyle
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