ワコムは、富士通コネクテッドテクノロジーズとNTTドコモの協賛によるデジタルインクを活用したアプリ開発コンテスト「インカソン with docomo and Fujitsu」を開催する。2018年1月以降にドコモから発売予定のタブレット「arrows Tab F-02K」で使えるインクアプリのアイデアを募集する。
「インカソン」は、「インク」と「ハッカソン(コンピューター・プログラムなどの開発、改良でアイデアや成果を競い合うもの)」を組み合わせた造語。ワコムが提供する、スマートフォンやタブレットなどに手書き入力するデジタルインクの技術「WILL」のソフトウェア開発キット(SDK)を使って新たなインクアプリを開発するコンテストを「インカソン」と命名し、優れたアプリは市場へ投入することも視野に開催している。 このたび、2018年1月以降にドコモから発売予定の富士通コネクテッドテクノロジーズ製タブレット「arrows Tab F-02K」で使える「インクアプリ」を充実させ、手書きの楽しさや便利さを広げることを目的に、3社共同によるインカソンを開催する。 「arrows Tab F-02K」は、ワコムの「アクティブES(AES)方式ペン入力技術」を採用したタブレット。超高精細WQXGA10.1インチディスプレイを搭載し、4,096段階の筆圧を感知するデジタルペンのarrowsスマートスタイラスペンを同梱している。arrowsスマートスタイラスペンとさまざまなアプリやサービスを使いこなすことで、料理の写真と手書きのスケッチを織り交ぜたオリジナルのレシピや、手書きの味わいと質感を生かしたグリーティングカード、プレゼンテーション資料などを作成することが可能。いままでにない楽しさあふれる活用ができるという。 インカソンのテーマは「あなたの作ったアプリが暮らしを変える!ペンとインクを使ったアプリをマーケットに届けよう!」。2017年11月10日にインカソンイベントWebサイトで応募を開始し、2017年12月15日まで受け付ける。対象は18歳以上の企業や団体、社会人や大学生・専門学生によって構成されたチームおよび個人。WILLのSDKを使ってデジタルインクや手書き入力を活かしたAndroid向けの新しいアプリ開発のアイデアを募集する。 書類審査を通過した応募者はキックオフイベントやトレーニング(メンタリング)に参加後、開発したアプリのプロトタイプを2018年2月13日までに提出する。優秀なアプリには賞金と完成度を高めるための開発支援金として最高500万円が贈られる。将来的には、インカソンから生まれたアプリが市場に提供される予定だという。 ◆インカソン with docomo and Fujitsu テーマ:「あなたの作ったアプリが暮らしを変える!ペンとインクを使ったアプリをマーケットに届けよう!」 募集期間:2017年11月10日(金)~2017年12月15日(金) 対象:18歳以上の企業や団体、社会人や大学生・専門学生によって構成されたチームおよび個人 応募方法:インカソンイベントWebサイトから申し込む 審査方法: 書類審査を通過した応募者は開発したアプリのプロトタイプを2018年2月13日までに提出、最終審査を実施 受賞アプリの発表および表彰式:2018年3月16日(金)開催予定 賞および賞金:優秀なアプリには賞金と最高500万円のアプリ開発支援金が贈られる
提供元:リセマム
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