ドイツ・ケルン市で1日から開催された「インターモト14」。各メーカーのプレスカンファレンスは、地元ドイツのBMWが先陣を切り、3機種のニューモデルを発表した。
登壇したBMWモトラッドの社長、ステファン・シャーラー氏は、今回のインターモトにおけるBMWのキーワードである“Make Life a Ride"について述べた後、新しい『R1200R』を紹介した。 同車には、すでに『R1200GS』や『R1200RT』に搭載されている水冷ボクサーツインユニットを採用。フロントサスペンションもアイデンティティでもあるテレレバーに代わり、一般的なテレスコピックタイプとなり、よりスポーティになった印象だ。 次いで、BMWモトラッドの営業担当副社長であるハイナー・ファウスト氏が、『R1200RS』を発表。RSはライゼ・シュポルトを意味し、英語でツーリングスポーツのこと。フルカウルのRSの基本構成はネイキッドのR1200Rと共用し、サスペンションに電子調整式とするなど技術的にも準じているが、エンジン、車体ともに車輌性格に合わせ最適化が施されている。 そして、開発部長であるカール・フィクター・シャーラー氏が、新型『S1000RR』について説明。エンジンは6psアップされ、車重も4kg軽量化、フレームは新設計で、ディメンジョンも見直されるなど、高い完成度を期待させる。
提供元:Response
|